特集連動◎新型コロナワクチン、見えてきた4つの課題、KMバイオロジクス、不活化ワクチンは2020年夏前に非
from 日経バイオテクONLINE
(2020-7-29 7:00)
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化学及血清療法研究所の主要事業を承継した、明治グループのKMバイオロジクスは、同社が保有する技術や施設を活用し、国立感染症研究所(感染研)や東京大学医科学研究所、医薬基盤・健康・栄養研究所と共同で、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対して、不活化ワクチンの開発に乗り出した。2020年6月30日、同社製品開発部の園田憲悟部長が本誌の取材に応じた。
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中外製薬第2四半期、売上収益、営業利益とも過去最高
from 日経バイオテクONLINE
(2020-7-29 7:00)
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中外製薬は2020年7月27日、2020年12月期の第2四半期の業績を発表した。それによると、2020年上期の売上収益は前年同期比14.9%増の3681億円、営業利益は同38.8%増の1437億円と、コロナ禍にもかかわらず大幅な増収増益を達成した。いずれも上期の成績としては過去最高だ。
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エーザイ、認知症予防に向けたスマホアプリでDeNAと協業
from 日経バイオテクONLINE
(2020-7-29 7:00)
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エーザイとディー・エヌ・エーは、2020年7月28日、オンラインで共同記者会見を開催。同日からエーザイは、ディー・エヌ・エーの子会社であるDeSCヘルスケアと共同で、認知症予防に向けて生活習慣の改善を促すスマートフォン向けアプリ「Easiit(イージット)アプリ」の一般向けの提供を開始した。エーザイの内藤景介執行役は、同アプリを通じて認知症に関する課題を解決する構想について説明した。
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AutoPhagyGO、オートファジー創薬で2024年の臨床入り目指す
from 日経バイオテクONLINE
(2020-7-29 7:00)
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オートファジー現象に基づく創薬や健康関連商品などの研究開発を手掛ける大阪大学発ベンチャーのAutoPhagyGO(大阪府吹田市、石堂美和子社長)は2020年7月28日、第1回の第三者割当増資で約1億円を調達したと発表した。オンラインで開催した記者会見で花岡秀樹副社長は「2024年7月時点で、2つの創薬パイプラインを臨床ステージ入りさせたい」と目標を掲げた。また花王など5社と共同研究を進めていることも明らかにした。
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理研のオートファジー関連技術で武田薬品がヒット化合物取得
from 日経バイオテクONLINE
(2020-7-29 7:00)
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理化学研究所が新しく開発したオートファジー関連技術を用いて、武田薬品工業がパーキンソン病治療薬の候補となるヒット化合物を複数取得した。損傷したミトコンドリアを分解するオートファジー現象(マイトファジー)を可視化する技術で、それを使ってマイトファジーを促進する化合物をライブラリーから探索した。マイトファジーの異常によって生じる疾患は多数あり、この手法を使えば他にも様々なドラッグスクリーニングが可能になりそうだ。
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主要バイオ特許の登録情報、2020年7月22日発行分(登録番号・発明の名称・出願人・要約)
from 日経バイオテクONLINE
(2020-7-29 7:00)
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一般社団法人発明推進協会が発行する「特許公報」2020年7月22日発行分より、バイオ関連と判断できる主な特許の登録情報を以下に掲載します。
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Mmの憂鬱Premium、抗IL-17A抗体の謎、自己免疫疾患治療機構解明か?
from 日経バイオテクONLINE
(2020-7-28 10:00)
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新型コロナウイルスの治療薬やワクチン開発でも明らかになりつつありますが、免疫系の全貌を私たちは全くつかんでいないことを痛感しております。例えば、あれほど期待された抗インターロイキン(IL)17A抗体が乾癬にはあれだけ劇的に効果を示したのに、なぜブドウ膜炎や多発性硬化症では治験に失敗してしまったのか?今までの免疫学の常識では理解不能でした。今週、この謎を解く可能性のある仮説が提出されました。まだマウスの動物実験ですが、ひょっとしたら自己免疫疾患と大雑把に一括りにしている疾患概念の整理ができる可能性が出て来ました。私の勝手な思い込みですが、がんの次は自己免疫疾患・アレルギーの特効薬がバイオテクノロジーから誕生すると考えております。抗腫瘍壊死因子抗体などは、まだその取り掛かりに過ぎないと信じています。
◎関連記事
抗体誘導体が1型糖尿病の予防の切り札に
https://bio.nikkeibp.co.jp/atclwm/column/19/08/07/00503/
動脈硬化の古くて新しい治療標的、慢性炎症
https://bio.nikkeibp.co.jp/atclwm/column/19/02/07/00419/
◎利益相反
宮田総研の合弁会社、(株)ヘルスケアイノベーション(HCI)が創成したHCI1号ファン ...
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第一三共、エンハーツに続くADCの開発と販売でAstraZeneca社と新たな提携
from 日経バイオテクONLINE
(2020-7-28 7:00)
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第一三共は2020年7月27日、同社が保有する抗体薬物複合体(ADC)のDS-1062(開発番号)に関して、グローバルでの開発および販売について英AstraZeneca(AZ)社と提携契約を結んだと発表した。第一三共は契約一時金としてAZ社から10億ドル(1ドル=110円で1100億円)を受け取るほか、開発や販売の進捗に応じて、開発マイルストーンや販売マイルストーンを受領する。第一三共の受取総額は最大で60億ドル(6600億円)になる可能性がある。第一三共は同日に提携に関する説明会を電話会議形式で開催。眞鍋淳社長は今回の提携の目的や経緯を説明した。
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英AstraZeneca社、新型コロナワクチンの第1/2相の中間解析で好結果
from 日経バイオテクONLINE
(2020-7-28 7:00)
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英AstraZeneca社は、2020年7月20日、英Oxford大学などが推進している、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対するワクチン候補(開発番号:AZD1222)に関する第1/2相臨床試験(COV001試験)の中間解析結果を発表した。AZD1222の忍容性が示され、さらに、SARS-CoV-2に対する液性免疫と細胞性免疫の誘導、および中和活性が確認されたという。
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米研究者、AAVに搭載可能な小型Cas蛋白質がゲノム編集に応用できることを確認
from 日経バイオテクONLINE
(2020-7-28 7:00)
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米University of California, Berkeleyなどの研究グループは2020年7月16日、バクテリオファージの一種であるBiggiephageが持つCasΦ(蛋白質)が、ヒトや植物の細胞で、ゲノム編集に応用できる可能性を報告した。CasΦはCas9(蛋白質)の約半分のサイズであり、アデノ随伴ウイルス(AAV)ベクターに搭載できる。ゲノム編集ツールの細胞への運搬や、編集効率の向上に役立つと期待される。研究成果は2020年7月17日(現地時間)にScience誌(オンライン版)に掲載された。
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