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寛和久満夫の深読み科学技術政策第328回、配分基準が不透明なPRISM予算の100億円  from 日経バイオテクONLINE  (2021-2-3 7:00) 
 内閣府の研究開発関連予算には、「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)」や、「ムーンショット型研究開発制度」などがある。SIPには、科学技術イノベーション創造推進費550億円から325億円が支出され、残り175億円が医療分野の調整費に充てられている。ムーンショットには1150億円の基金が創設され最長10年間支援される。だが内閣府の研究開発関連予算に、他に100億円が投じられている「官民研究開発投資拡大プログラム(PRISM)」があることは、あまり知られていない。これが公募ではなく密室で配分が決まっており、議事録も資料も十分に公開されない不透明な予算なのだ。
生物科学安全研究所と丸紅ケミックス、バイオ医薬品のウイルス試験の受託を強化  from 日経バイオテクONLINE  (2021-2-3 7:00) 
 生物科学安全研究所(RIAS)と丸紅ケミックスは、2021年夏よりバイオ医薬品や再生医療等製品のウイルス安全性試験の受託サービスを強化する。日本国内でも抗体医薬などの開発が活発になっていることを受けて、製薬企業やバイオベンチャー向けに日本国内で試験を実施できる体制を整える。
独BioNTech社のCEO、「より高温で保存可能な新規製剤の開発に手応え」  from 日経バイオテクONLINE  (2021-2-3 7:00) 
 ドイツBioNTech社は、2021年2月2日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対して同社が開発したmRNAワクチンのBNT162b2(開発番号、欧州での製品名『COMIRNATY』)について、日本向けの記者会見を開催。Ugur Sahin CEOとRyan Richardson CSOが記者の質問に応じ、より高温で保存が可能なmRNAワクチンの新規製剤の開発が順調に進んでいることを明らかにした。
伊藤勝彦の業界ウォッチ、米Eli Lilly社の2020年度決算──新型コロナ薬の売上高は930億円  from 日経バイオテクONLINE  (2021-2-3 7:00) 
 欧米の製薬企業の2020年度決算を読み解く連載。今回はアニマルヘルス事業を売却して医薬品事業に集中した米Eli Lilly社を取り上げる。同社はCOVID-19に対して米食品医薬品局(FDA)から2つの緊急使用許可(Emergency Use Authorization:EUA)を獲得した。
主要バイオ特許の公開情報、2021年1月28日発行分(公開番号・発明の名称・出願人・要約)  from 日経バイオテクONLINE  (2021-2-2 7:00) 
 一般社団法人発明推進協会が発行する「特許公報」2021年1月28日発行分より、バイオ関連と判断できる主な特許の公開情報を以下に掲載します。
米Rockefeller大学、COVID-19の研究モデルとして有望な幹細胞由来肺芽を作製  from 日経バイオテクONLINE  (2021-2-2 7:00) 
 米Rockefeller UniversityのAli H. Brivanlou教授らの研究グループは、幹細胞から肺芽を大量に作製することに成功した。詳細はプレプリントサーバーbioRxivに2021年1月6日に公開された。新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に感染したヒトの肺組織で生じる複雑な生物学的イベントについて、信頼できる研究モデルになる可能性がある。
カナダMHI、痛風治療薬のコルヒチンで新型コロナの合併症による死亡リスクが減少  from 日経バイオテクONLINE  (2021-2-2 7:00) 
 カナダMontreal Heart Institute(MHI)は、2021年1月22日、古くから痛風治療薬として用いられているコルヒチンが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の合併症による死亡や入院のリスクを21%低下させたと発表した。米国やカナダなどで実施した第3相臨床試験(COLCORONA試験、米国の臨床試験データベースの登録番号:NCT04322682)の解析から明らかになった。非入院のハイリスク患者に対する有効な経口薬として、ドラッグリポジショニングできる可能性が示された。
伊藤勝彦の業界ウォッチ、スイスNovartis社──メガファーマの2020年度決算を読む  from 日経バイオテクONLINE  (2021-2-2 7:00) 
 欧米の大手製薬企業の2020年度決算を読み解く連載。今回は、医療機器やコンタクトレンズを扱うアルコン事業を独立させて、医薬品に集中した新体制となったスイスNovartis社について報告する。
主要バイオ特許の登録情報、2021年1月27日発行分(登録番号・発明の名称・出願人・要約)  from 日経バイオテクONLINE  (2021-2-2 7:00) 
 一般社団法人発明推進協会が発行する「特許公報」2021年1月27日発行分より、バイオ関連と判断できる主な特許の公開情報を以下に掲載します。
厚労省第二部会、生化学工業の「ジョイクル関節注」など3品目の新規承認を了承  from 日経バイオテクONLINE  (2021-2-1 7:00) 
 厚生労働省は2021年1月29日、薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会を開催した。生化学工業の「ジョイクル関節注」やエーザイの「レミトロ点滴静注」そしてバイエル薬品の「ヴァイトラックビカプセル」の3品目の新規承認を了承。Meiji Seikaファルマの「ダウノマイシン静注」とメルクバイオファーマの「バベンチオ点滴静注」の2品目について、一部変更承認が了承された。



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