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ゲノムデータ検索システムCANNDs、4月からテスト稼働開始
from 日経バイオテクONLINE
(2021-3-18 7:00)
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政府のゲノム医療協議会(議長=和泉洋人・内閣官房健康・医療戦略室長)は2021年3月16日、ゲノム情報と臨床情報を民間企業などが利用しやすくするためのデータ検索システム「CANNDs」の実施計画などを含めた、ゲノムデータ基盤の構築に向けたロードマップを決定した。2021年4月からCANNDsのテスト稼働を行い、2022年4月の本格稼働に向けて最終調整を行う。
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大塚製薬、うつ病治療薬アールケタミンを米Perception社から導入
from 日経バイオテクONLINE
(2021-3-18 7:00)
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大塚製薬は2021年3月16日、米Perception Neuroscience社が治療抵抗性うつ病治療薬として開発中のアールケタミン(開発番号:PCN-101)について、日本国内における独占的開発販売権をPerception社から取得するライセンス契約を締結したと発表した。アールケタミンの研究は千葉大学社会精神保健教育研究センターの橋本謙二教授(病態解析研究部門)が進めていたもので、Perception社に導出されていた。今回の契約でアールケタミンは里帰りすることになった。
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単独インタビュー、尾身会長に聞く(2)「一番必要なのは重症化を防ぐ軽症者向けの治療薬」
from 日経バイオテクONLINE
(2021-3-18 7:00)
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政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長(地域医療機能推進機構(JCHO)理事長)は、2021年3月8日、本誌の取材に応じた。その中で尾身会長は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の今後の見通しを述べたほか、治療や診断のために求められる研究開発について自身の見解を述べた(聞き手は久保田文)。
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文科省、AMEDやJSTの新たな研究開発目標を決定
from 日経バイオテクONLINE
(2021-3-18 7:00)
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文部科学省は、2021年度の日本医療研究開発機構(AMED)革新的先端研究開発支援事業(AMED-CREST、PRIME)の研究開発目標と、科学技術振興機構(JST)戦略的創造研究推進事業(CREST、さきがけ、ACT-X)の戦略目標を決定した。全体で8つの目標が設定され、バイオ関連としてはAMEDの「感染症創薬科学の新潮流」、AMEDとJST共通の「ヒトのマルチセンシングネットワークの統合的理解と制御機構の解明」、JSTの「バイオDXによる科学的発見の追究」といった3つの目標が盛り込まれた。4月中旬に研究テーマを公募して、6月以降に課題を選定、10月に研究を開始する予定だ。
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単独インタビュー、尾身会長に聞く(1)「東京など首都圏にはクラスターの起点が見えない難しさ」
from 日経バイオテクONLINE
(2021-3-17 7:00)
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政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は2021年3月8日、本誌(日経バイオテク)の取材に応じた。その中で尾身会長は、首都圏で緊急事態宣言が延長されている背景に、東京などではクラスターの起点が見えにくいことや隠れた感染源が疑われることなど、他の地域に比べて感染がリバウンドしやすい特殊性があると指摘した(聞き手は久保田文)。
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静岡がんセンター、がんゲノム医療向けに日本版がんゲノムアトラスを初公開
from 日経バイオテクONLINE
(2021-3-17 7:00)
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静岡県立静岡がんセンターは、2021年3月15日、前向き臨床研究「プロジェクトHOPE(High-tech Omics-based Patient Evaluation)」の研究成果として、日本人のがんゲノムデータベースである日本版がんゲノムアトラス「JCGA(Japanese version of the Cancer Genome Atlas)」を公開した。日本人のがん患者に特化したがんゲノムデータベースの構築は、国内で初めてだ。
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遺伝子治療に関するカルタヘナ法対応など、産業界と行政で意見食い違い
from 日経バイオテクONLINE
(2021-3-17 7:00)
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政府の再生・細胞医療・遺伝子治療開発協議会(議長=和泉洋人・内閣官房健康医療戦略室長)は2021年3月15日、第4回の会合を開き、製造関連の技術開発および規制・制度の状況について議論した。業界側からはカルタヘナ法への対応に関して諸外国と異なる部分の改善を求める意見が出たが、厚生労働省からは諸外国と違いは無いとの認識を示し、意見に食い違いが見られた。
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米Lilly社、KRAS阻害薬の前臨床試験で特異性と抗腫瘍効果を証明
from 日経バイオテクONLINE
(2021-3-17 7:00)
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米Eli Lilly社は、がん遺伝子KRASのドライバー変異KRAS-G12Cを標的とする特異的阻害薬(開発番号:LY3537982)について、臨床開発の妥当性を示す前臨床試験データを2021年4月の米国がん学会(AACR)で発表する。2021年内にも第1相臨床試験を始めるとしている。
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米研究者、既存薬のアルツハイマー病への適応可能性調べるAIを開発
from 日経バイオテクONLINE
(2021-3-17 7:00)
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既存薬のリポジショニングへ向け、新たな適応症にアルツハイマー病(AD)を追加できるかどうか、科学的に評価を行うための人工知能(AI)のフレームワークが開発された。米Massachusetts General Hospital(MGH)は、2021年3月4日、同AIシステムを用いた既存薬のスクリーニングを試みたと発表した。迅速で安価なアプローチであるのみならず、薬剤の作用メカニズムに着目した解析を行うことで、未知の治療標的が発見される可能性が示されたという。
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「膣内環境を良好にする」乳酸菌の機能性表示食品が4月登場
from 日経バイオテクONLINE
(2021-3-17 7:00)
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帝人が輸入販売する乳酸菌2株を配合して「膣内環境を良好にし、膣内の様子を整える機能が報告されている」旨を表示する機能性表示食品のサプリメントが、2021年4月上旬から日本で発売される。調剤薬局を展開している雄飛堂(東京・北)が、婦人科・産婦人科の医師を通じて販売する。同社が消費者庁に届け出を行った「ココラクト」(届出番号:F783、届出日:2021年1月8日)だ。「3月に入ってから医師・医療関係者への紹介を開始し、契約を含め資料請求などの問い合わせは50件を超えた。全国の婦人科・産婦人科に情報を広めていきたい」と雄飛堂P&L事業部の堀川君仁部長は話した。同社は4月22日から新潟市で開催される日本産科婦人科学会学術講演会にブースを出展し、医師にエビデンス情報を提供する。
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