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BI社、AMDの重症型である地図状萎縮に経口リン脂質修飾薬の第2相臨床試験を開始
from 日経バイオテクONLINE
(2025-5-28 7:00)
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ドイツBoehringer Ingelheim(ベーリンガー・インゲルハイム、BI)社は2025年5月6日、加齢性黄斑変性症(AMD)の進行した重症型である地図状萎縮(GA)を対象とするリン脂質修飾薬(開発番号:BI 1584862)の第2相臨床試験(JADE試験)を開始したと発表した。BI社の眼科パイプラインの中でGAを対象に第2相に進んだ2つ目の開発品となった。投与経路や作用メカニズムが異なる2品目の開発を並行して進め、GAを対象に差別化された選択肢を提供するとしている。
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『民藝』2025年6月号が発刊となりました。
from 日本民藝協会
(2025-5-27 17:19)
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『民藝』最新号は特集「棟方志功 本の仕事」です。
最新号目次はこちら
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英Alchemab社、ALSなどに開発中のUNC5Cを標的とした抗体医薬をEli Lilly社にライセンス
from 日経バイオテクONLINE
(2025-5-27 7:00)
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英Alchemab Therapeutics(アルケマブ・セラピューティクス)社と米Eli Lilly and Company(イーライリリー・アンド・カンパニー)社は2025年5月6日、筋萎縮性側索硬化症(ALS)及びその他の神経変性疾患に対する治療薬候補として、Alchemab社が開発し、治験申請の準備を終えた段階にある抗体医薬(開発番号:ATLX-1282)に関するライセンス契約を結んだと発表した。
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米Yamo Pharma社、自閉症対象に開発中のチロシン水酸化酵素阻害薬の第2相で好結果
from 日経バイオテクONLINE
(2025-5-27 7:00)
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自閉症スペクトラム障害(ASD)の中核症状に対する治療薬の開発に取り組むバイオ医薬品会社の米Yamo Pharma(ヤモファーマ)社は、2025年5月8日、チロシン水酸化酵素阻害薬(開発番号:L1-79)をASD患者に投与した第2相試験で得られた、統計学的に有意で臨床的に意義のある結果を国際自閉症学会(INSAR)2025年次総会で発表した。
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参天製薬が新中計を発表、海外事業強化で2029年度に売上収益4000億円を目指す
from 日経バイオテクONLINE
(2025-5-27 7:00)
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参天製薬は2025年5月21日、2025〜2029年度の5年間を対象とした中期経営計画を発表した。同社は同日に説明会を開催し、伊藤毅代表取締役社長兼CEOらが詳細を説明した。同社は2029年度に売上収益4000億円、コア営業利益800億円を目指す。海外事業を強化する他、2025年4月に日本で発売した近視進行抑制点眼薬の「リジュセア」(アトロピン)や、2024年12月に日本で承認申請した後天性眼瞼下垂治療薬のオキシメタゾリン(開発番号:STN1013800)などの売り上げを拡大させる方針だ。
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編集長の目、米保健福祉省のKennedy長官は“米国を再び健康”にできるか?
from 日経バイオテクONLINE
(2025-5-27 7:00)
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米国のTrump大統領が、医療用医薬品の価格に導入する「最恵国待遇(most favored nation:MFN)」で、最低価格の参照国が見えてきました。MFNとは、世界貿易機関(WTO)協定の基本原則の1つで、ある国に与えた貿易上の優遇措置をその他の加盟国にも同様に適用し、平等に扱うとするルール。Trump大統領は、「米国は世界人口の5%にも満たないにもかかわらず、世界の製薬業界の利益の約4分の3を賄っている」「外国の医療制度はただ乗りしている」と指摘。2025年5月12日、MFN政策の導入に向けた大統領令に署名しました。
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三井化学、子会社化するDNAチップ研は「検査・診断事業の研究開発基盤に」
from 日経バイオテクONLINE
(2025-5-27 7:00)
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三井化学が検査・診断事業を拡大させている。同社は2025年2月、遺伝子検査領域に強みを持つDNAチップ研究所の株式を公開買い付け(TOB)すると発表。2025年4月にTOBが成立した。また、三井化学は敗血症の原因菌を同定する診断薬の開発を進めており、国内で承認申請する予定だ。2025年4月25日、三井化学ライフ&ヘルスケアソリューション事業本部医療事業推進室の岡村友之室長、同推進室の橋本宜明副室長、同推進室戦略企画グループ戦略チームの額田麻子マネージャーが本誌の取材に応じ、検査・診断事業に対する期待を語った。
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GNIグループが肝線維症を対象に開発進めるF351、中国の第3相で主要評価項目達成
from 日経バイオテクONLINE
(2025-5-26 7:00)
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ジーエヌアイグループ(GNIグループ)は2025年5月23日、連結子会社である米Gyre Therapeutics(ジャイア・セラピューティクス)社が開発中でTGF-β伝達経路を阻害するF351(ヒドロニドン)が、慢性B型肝炎に起因する肝線維症に対する中国での第3相臨床試験において主要評価項目を達成したと発表した。投与52週後に肝線維化ステージが1段階以上改善した患者の割合が、プラセボより有意に多かった。Gyre社は今後の医学会議において最終の完全解析結果を公表する予定で、2025年第3四半期(2025年7〜9月)には中国国家薬品監督管理局(NMPA)に新薬承認申請(NDA)を行う方針だ。
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カーブジェン、固体培地の微生物増殖の解析サービスを製薬企業など向けに提供開始
from 日経バイオテクONLINE
(2025-5-26 7:00)
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人工知能(AI)を使って感染症検査などを支援するスタートアップのカーブジェン(東京・渋谷、中島正和代表取締役CEO)は2025年5月22日、固体培地上の微生物増殖をモニタリングする独自装置を用いて研究を支援するサービスの提供を開始すると発表した。製薬企業、環境関連企業、農業・食品関連企業といった、微生物関連で事業を展開する企業を主な顧客として想定しており、「抗菌薬の探索や薬剤耐性メカニズムの解明、有用微生物の同定など、様々な目的に対応できると考えている」と中島CEOは話す。
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蘭VectorY社、酸化ホスファチジルコリンを中和するベクター化抗体がALSモデルの進行抑制
from 日経バイオテクONLINE
(2025-5-26 7:00)
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オランダVectorY Therapeutics(ベクターY・セラピューティクス)社は2025年5月7日、筋萎縮性側索硬化症(ALS)を適応とするベクター化抗体(開発番号:VTx-001)に関する最新の前臨床試験の結果を発表した。同年5月6日〜8日に開催されたTarget ALS Annual Meetingでデータの詳細をポスター発表した。VTx-001が標的とする酸化ホスファチジルコリン(PC-OxPL)が、ALS病理の主要因子のTDP-43(TAR DNA Binding Protein 43)に先行するエフェクターの役割を果たし、PC-OxPLを中和するVTx-001がALS病態の進行を抑制することを明らかにした。
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