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RSS/ATOM 記事 (66102)

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MSD、キイトルーダの度重なる薬価引き下げに疑問を提起  from 日経バイオテクONLINE  (2021-7-30 7:00) 
 米Merck社の日本法人であるMSDは2021年7月27日、「近年の薬価制度改革における制度上の課題について」と題したメディアセミナーを開催した。同社は抗PD-1抗体「キイトルーダ」(一般名:ペムブロリズマブ)の薬価が2017年2月から2021年8月までで48%引き下げられることについて疑問を呈し、薬価の引き下げの要因となった市場拡大再算定の問題点や改善案について説明した。
京都大、異なる遺伝子変異を持つ細胞同士が隣り合うことで悪性化する機構を発見  from 日経バイオテクONLINE  (2021-7-30 7:00) 
 京都大学大学院生命科学研究科の井垣達吏(たつし)教授、榎本将人助教の研究グループは、ショウジョウバエを用いた研究で、異なる遺伝子変異を持つ良性腫瘍細胞同士が隣り合うことで、互いに浸潤・転移能を獲得することを発見し、そのメカニズムを明らかにした。細胞間の相互作用が鍵となっており、新たながん治療薬の開発につながりそうだ。米科学誌Developmental Cellのオンライン版に2021年7月29日(日本時間)、掲載された。
短期連載◎「バイオスタートアップ総覧 2021-2022」の掲載企業の顔ぶれ、細菌叢、サプリ提供を始めたサイキ  from 日経バイオテクONLINE  (2021-7-30 7:00) 
 ヒトの体表や管腔には多種・多量の細菌が生息しており、これをくさむら=叢になぞらえて「細菌叢」と呼ぶ。また顕微鏡で観察すると植物が群生している花畑(flora)のように見えることから、「フローラ」とも呼んでいる。細菌叢に含まれる細菌の組成は人によって異なる。
米Mount Sinai、多くのがん種に有効性示すAKT分解薬を創製  from 日経バイオテクONLINE  (2021-7-30 7:00) 
 米Mount Sinai Health System(Mount Sinai)の研究者らは、がん細胞の生存を助ける生物学的経路を阻害し、in vitroで高い有効性を示す新規治療薬を開発した。研究成果は、2021年7月23日、American Association for Cancer ResearchのCancer Discovery誌のオンライン版に掲載された。
京都大、ヒトiPS細胞由来の肺前駆細胞を拡大培養してマウス肺に生着成功  from 日経バイオテクONLINE  (2021-7-29 11:00) 
 京都大学大学院医学研究科呼吸器疾患創薬講座の後藤慎平特定准教授や同医学部附属病院呼吸器内科の池尾聡医員などの研究グループは2021年7月29日、ヒトiPS細胞由来の肺前駆細胞を拡大培養させ、マウス肺へ移植して生着させることに成功したと発表した。成果は、国際学術誌「Biomaterials」のオンライン版に7月20日に公表された(10.1016/j.biomaterials.2021.121031)。
中外製薬、過去最高の売上収益がさらなる上振れ必至  from 日経バイオテクONLINE  (2021-7-29 7:00) 
 中外製薬は2021年7月26日、2021年12月期の第2四半期(上期)決算を発表し、説明会を開催した。売上収益は3902億円、コア営業利益は1658億円、コア当期利益は1217億円となった。同社は2021年12月期通期の売上収益8000億円、コア営業利益3200億円を予想しており、過去最大の売上収益・利益を更新する見通しだが、さらなる業績の上振れは必至な情勢だ。7月に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)治療薬「ロナプリーブ」が日本で承認を取得したことや、6月25日に抗IL-6抗体の「アクテムラ」が米国でCOVID-19に対して緊急使用許可(EUA)を得たことが織り込まれていないからだ。
Lilly社が米Banner研究所と戦略提携、ドナネマブの第3相試験を共同で推進へ  from 日経バイオテクONLINE  (2021-7-29 7:00) 
 米Eli Lilly社は2021年7月15日、アルツハイマー病治療薬として開発中の抗体医薬ドナネマブ(donanemab)について米Banner Alzheimer's Instituteと戦略的研究協力契約を結んだと発表した。第3相ランダム化試験TRAILBLAZER-ALZ 3を共同で推進する。
短期連載◎「バイオスタートアップ総覧 2021-2022」の掲載企業の顔ぶれ、ミラックスセラピューティクス、ミ  from 日経バイオテクONLINE  (2021-7-29 7:00) 
 マイクロRNA(miRNA)とは、血液や尿、涙液などの体液に含まれる、20塩基から25塩基の長さを持つ小分子RNAのこと。体内の様々な細胞が情報伝達に利用していると考えられており、ヒトでは2650種類以上のmiRNAの存在が確認されている。miRNAは遺伝子発現を制御する機能を持ち、自身の塩基配列と部分相補的な配列をもつmRNAを認識して、翻訳を抑制する。
宇宙ベンチャーのSpace BD、ISSでの蛋白質の結晶化サービスを開始  from 日経バイオテクONLINE  (2021-7-29 7:00) 
 宇宙関連の事業を展開するスタートアップのSpace BD(東京・中央、永崎将利代表取締役社長)は、2021年5月に「きぼう」での蛋白質の結晶化サービスを開始した。サービス開始に当たり、同社は2021年5月に宇宙航空研究開発機構(JAXA)と基本協定書を締結した。同社は、丸和栄養食品とパートナーシップを結んでサービスを提供する。このほど、Space BDの金澤誠取締役と丸和栄養食品の伊中浩治代表取締役らが本誌の取材に応じた。
横浜市大が卵巣明細胞がんの新規診断マーカーを開発、東ソーが試薬を発売  from 日経バイオテクONLINE  (2021-7-29 7:00) 
 横浜市??学学術院医学群産婦?科学の宮城悦子教授、同大の平野久名誉教授、同学先端医科学研究センターの荒川憲昭客員准教授(国立医薬品食品衛生研究所所属)の研究グループは卵巣がんの中でも予後が悪い明細胞がんの検出に有用な新規バイオマーカー「組織因子経路インヒビター2」(Tissue Factor Pathway Inhibitor 2:TFPI2)を発見。共同研究先の東ソーからTFPI2の測定試薬の販売を開始したと2021年7月27日に発表した。研究成果はInternational Journal of Clinical Oncologyに報告している(volume 26, pages1336?1344 2021)。



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