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RSS/ATOM 記事 (66102)

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米UCSDとUCSF、がんの遺伝子変異が蛋白質複合体に及ぼす影響をマッピング  from 日経バイオテクONLINE  (2021-10-8 7:00) 
 蛋白質の相互作用の階層的マッピングを介して、がんのメカニズムを理解するための研究を進めている米University of California San Diego(UCSD)、米University of California San Francisco(UCSF)は、2021年9月30日、乳がんと頭頸部がんに関与する蛋白質複合体システムに関する新しい知見を発表した。変異遺伝子から発現する異常な蛋白質の間で生じる相互作用を解読することで、新たな創薬標的の発見につながる可能性がある。
ベンチャー探訪、Revorf、RNA解析技術を基盤に、製薬・診断薬企業と製品化を視野に入れて共同研究  from 日経バイオテクONLINE  (2021-10-8 7:00) 
 Revorf(レボルフ)は2021年6月25日、シスメックスとの間で、エンハンサー(e)RNA等の発現変動に基づく腎疾患診断法の開発に関する共同研究契約を締結したと発表した。同社の末田伸一代表取締役CEOによると、現在、シスメックス以外にも複数の製薬企業や診断薬企業と交渉を行っており、その件数は1桁台後半に上るという。いずれも共同研究のスタートはアーリーステージからとなるが、契約においては製品化を見越し、そこに至るマイルストーンなどを盛り込む形にするとのことだ。
東京大など、塩味受容における塩素イオンの役割を解析  from 日経バイオテクONLINE  (2021-10-8 7:00) 
 東京大学大学院農学生命科学研究科の朝倉富子特任教授と笠原洋一共同研究員らは、機能未知だった10回膜貫通型蛋白質であるTMC4が、塩味受容に関与する電位依存性クロライド(塩素、Cl)イオンチャネルであることを見いだし、日本生理学会の英文ジャーナルであるJournal of Physiological Sciences誌にて2021年8月に論文発表した。塩味を感じるメカニズムの解明は、食べ物の成分のうち過剰摂取による健康リスクへの悪影響が大きい食塩の問題緩和に役立つ成果といえそうだ。
パイプライン研究、疼痛治療薬  from 日経バイオテクONLINE  (2021-10-8 7:00) 
 疼痛は痛みの持続期間によって、「急性」「慢性」「間欠性」に分類することができる。また原因によって「侵害受容性疼痛」「神経因性疼痛」「慢性疼痛」の3つのタイプに大別される。
2021年ノーベル化学賞は「不斉有機触媒」、抗体触媒から発展  from 日経バイオテクONLINE  (2021-10-7 7:00) 
 スウェーデンRoyal Swedish Academy of Sciencesは2021年10月6日、2021年ノーベル化学賞を、ドイツMax-Planck石炭研究所のBenjamin List所長と米Princeton UniversityのDavid MacMillan教授の2人に授与すると発表した。授賞対象の業績は「不斉有機触媒の開発」。不斉有機触媒とは、光学異性体(鏡像異性体)のうちの特定の光学活性体を不斉合成する反応を触媒する有機低分子化合物。医薬品から太陽電池(太陽光発電パネル)の素子まで、幅広い用途がある光学活性体の工業生産に寄与する。
高橋政代氏に聞く、なぜRPE細胞特許の裁定請求に至ったのか  from 日経バイオテクONLINE  (2021-10-7 7:00) 
 理化学研究所元プロジェクトリーダーの高橋政代氏が社長を務めるスタートアップのビジョンケア(神戸市中央区)とVC Cell Therapy(神戸市中央区)は、2021年7月、網膜色素上皮(RPE)細胞の製造方法の特許(特許第6518878号)について、特許法第93条第2項に基づき、「特許発明の実施が公共の利益のため特に必要である」として、経済産業大臣に通常実施権の設定を求める裁定を請求した。なぜ、裁定請求という異例の手続きに至ったのか──。2021年9月30日、ビジョンケアの高橋政代社長、内田・鮫島法律事務所の篠田淳郎弁護士が本誌の取材に応じた。
米UCSD、先天構造異常の遺伝子変異を同定、マウスで薬物療法の可能性も検証  from 日経バイオテクONLINE  (2021-10-7 7:00) 
 小頭症や頭蓋顔面異常、合指症、心臓の先天性欠損症など、胎児期からの神経発達障害に伴う先天構造異常(structural birth defects)について、遺伝的要因の1つとしてWnt-less(WLS)遺伝子の変異が見いだされた。米University of California San Diego(UCSD)のJoseph G. Gleeeson教授らのチームによる研究成果で、2021年9月30日のNew England Journal of Medicine誌のオンライン版に掲載された。WLSの薬物療法の創薬標的としての妥当性も示され、出生後の手術による外科的アプローチだけに頼らない薬理学的予防療法の確立が期待される。
森永乳業、ヒトで認知機能維持を検証したヨーグルトを10月より発売  from 日経バイオテクONLINE  (2021-10-7 7:00) 
 森永乳業は2021年10月12日、認知機能の維持効果を臨床試験で検証したビフィズス菌製品を全国で発売する。パッケージには、「加齢に伴い低下する認知機能の一部である記憶力を維持する」との機能性が表示される。認知機能を維持する働きが認められた世界初のビフィズス菌食品ということになる。
中国系CBMG社がシリーズAで1億2000万ドル調達、CAR-T療法などの開発を加速  from 日経バイオテクONLINE  (2021-10-7 7:00) 
 ケイマン島で登記している中国系CBMG Holdings社は2021年9月30日、シリーズAで1億2000万ドル(約133億円)を調達したと発表した。同社は、がんと変性疾患を対象とする細胞療法などを開発している。
ベンチャー探訪、BiPSEE、精神疾患の原因となる反すう症状に対するVRプログラムを開発  from 日経バイオテクONLINE  (2021-10-7 7:00) 
 BiPSEE(ビプシー)は、VR(Virtual Reality)による精神疾患向けのデジタルセラピューティクス(DTx)の開発を手掛けるスタートアップだ。同社はうつ病などの精神疾患の原因の1つとなる思考の癖である「反すう(rumination)」に焦点を当て、反すう症状の改善を目的としたVRプログラム「BiPSEE Rumination」を開発する。2021年2月には香川県の3つの病院で、反すう症状を対象にしたBiPSEE Ruminationの臨床研究が開始された。同社は臨床研究と治験を重ね、2025年に医療機器プログラムとしての承認取得を目指す。



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