タカラバイオ決算、独自のsiTCR技術を活用した滑膜肉腫対象のTBI-1301は本承認取得へ方針変更
from 日経バイオテクONLINE
(2025-5-20 7:00)
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タカラバイオは、2025年5月15日に決算説明会を開催した。2025年3月期(2024年4月〜2025年3月)の連結業績(日本基準)は、売上高は前期比3.5%増で450億3900万円だったが、売上総利益は同3.1%減の260億6700万円、営業利益は同24.6%減の22億6300万円となった。相対的に利益率の高い検査関連試薬の減収や売上構成の変化などの影響を受け、売上総利益は前期比で減少した。2025年度は、同年1月に買収した米Curio Bioscience(キュリオ・バイオサイエンス)社製品の展開、開発初期段階から顧客企業に伴走する医薬品研究開発製造受託機関(CRDMO)戦略の推進、同社独自のsiTCR技術を用いたNY-ESO-1 siTCR(TBI-1301、mipetresgene autoleucel)の早期本承認、の3本の柱で増収を計画しているとした。
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住友ファーマ決算、2025年からの巻き返しに向けて従来の中計取り下げ新規計画を策定
from 日経バイオテクONLINE
(2025-5-20 7:00)
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住友ファーマは、2025年5月13日、2025年3月期(2024年4月〜2025年3月)の決算説明会を開催。2024年3月期は親会社の所有者に帰属する損益が3150億円の大幅損失となっていたが、2025年3月期は前立腺がん治療薬「オルゴビクス」(一般名:レルゴビクス)、過活動膀胱治療薬「ジェムテサ」(ビベグロン)、子宮筋腫・子宮内膜症治療薬「マイフェンブリー」(レルゴリクス・エストラジオール・ノルエチンドロン配合)の北米基幹3製品の伸長で売上収益が増加し、売上収益(コアベース)が前年度比26.8%増の3988億円、親会社の所有者に帰属する当期利益も236億円と大きく改善した。また同日、研究開発型ファーマとしての基盤再建を目指して2025年度からの取り組みをまとめた「Reboot2027」をまとめたことも紹介した。
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独Merck社、米SpringWorks社を買収し希少腫瘍の治療薬を獲得
from 日経バイオテクONLINE
(2025-5-20 7:00)
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ドイツMerck(メルク)社は2025年4月28日、米SpringWorks Therapeutics(スプリングワークス・セラピューティクス)社の買収に関する正式契約を締結したと発表した。
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米Kymera社、アトピー性皮膚炎を対象に経口STAT6標的分解薬の第1b相開始
from 日経バイオテクONLINE
(2025-5-20 7:00)
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免疫疾患に対する低分子蛋白質分解誘導薬を開発している米Kymera Therapeutics(カイメラ・セラピューティクス)社は2025年4月22日、中等症から重症のアトピー性皮膚炎患者を登録して、シグナル伝達・転写活性化因子6(STAT6)に対する標的蛋白質分解誘導薬KT-621を投与する第1b相BroADen試験を開始し、最初の患者に投与したと発表した。
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あすかHD決算、産婦人科領域の医薬品が好調で過去最高の売上高
from 日経バイオテクONLINE
(2025-5-20 7:00)
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あすか製薬ホールディングス(HD)は2025年5月19日、2025年3月期通期(2024年4月〜2025年3月)の決算説明会を開催した。同社の2025年3月期の連結業績(日本基準)は、売上高が641億3900万円(前年同期比2.1%増)で、過去最高となった。営業利益は53億3100万円(同18.0%減)、経常利益は51億700万円(同21.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は51億100万円(同32.4%減)だった。研究開発の進展に伴う費用の増加などにより減益となった。同社の2025年3月期の研究開発費は前年同期比48.6%増の70億3100万円だった。
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参天製薬、2025年4月発売の近視進行抑制点眼薬は「順調なすべり出し」
from 日経バイオテクONLINE
(2025-5-20 7:00)
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参天製薬は2025年5月13日、2025年3月期通期(2024年4月〜2025年3月)の決算を発表し、同日に決算説明会を開催した。2025年3月期の連結業績(IFRS)は、売上収益が前年同期比0.6%減の3000億400万円、コア営業利益は同5.4%減の593億8000万円、営業利益は同21.6%増の468億8000万円となった。親会社の所有者に帰属する当期利益は、同36.1%増の362億5600万円だった。研究開発費は241億300万円で、前年同期から13億1300万円減少した。
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5/11(日)オンライン講演会「古典演劇のすゝめ〜歌舞伎、文楽、能・狂言の世界」開催報告
from さつき会〜東大女子ネットワーク・コミュニティ〜
(2025-5-19 22:17)
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5月11日に「古典演劇のすゝめ〜歌舞伎、文楽、能・狂言の世界」と題するオンライン講演会が開催され、34名が参加しました。講師は、古典演劇コンシェルジェとして、執筆やイベント企画をする93年卒の大福ヒロさん。以下にその概要 […]
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中国Akeso社、抗PD-1抗体のpenpulimabがFDA承認を取得し世界市場へ
from 日経バイオテクONLINE
(2025-5-19 7:00)
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中国Akeso(アケソ)社は2025年4月24日、PD-1を標的とするモノクローナル抗体(penpulimab、開発番号:AK105)が、プラチナ系抗がん薬+ゲムシタビンとの併用療法で米食品医薬品局(FDA)により承認されたと発表した。再発または転移性の非角化型鼻咽頭がん患者に対する化学療法との1次併用療法、及び転移性の非角化型上咽頭がん患者に対する単剤療法の2つの適応症で承認された。自社開発の生物学的製剤が初めてFDAの承認を取得したとしている。同社は、この承認を国際基準の医薬品開発力を実証した重要なマイルストーンに掲げ、世界市場での今後の基盤強化につなげる考えだ。
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武田薬品、正念場の2025年度、後期開発3品目の試験結果が判明する年
from 日経バイオテクONLINE
(2025-5-19 7:00)
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武田薬品工業は2025年5月8日、2025年3月期(2024年4月〜2025年3月)通期の決算を公表し、決算説明会を開催した。2025年3月期の連結業績(IFRS)は売上収益が前年同期比7.5%増の4兆5815億円で、営業利益は同60.0%増の3425億円だった。ただし、親会社の所有者に帰属する当期利益は同25.1%減の1079億円と減少した。なお、コア売上収益は同2.8%増(CERベース)の4兆5798億円、コア営業利益は同4.9%増(CERベース)の1兆1626億円だった。コア営業利益率は前年同期の24.7%から25.4%に改善した。
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リポート、大阪・関西万博に見る「未来のヘルスケア」、セルフメディケーション時代近づく
from 日経バイオテクONLINE
(2025-5-19 7:00)
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大阪・関西万博が2025年4月13日に開幕した。2025年日本国際博覧会協会の発表によると、2025年5月10日時点の開幕日からの累計来場者数は約290万人(うち関係者約49万人)となった。70を超えるパビリオンでは各国・地域の文化や産業、最新技術が紹介されている。開催期間は2025年10月14日までだ。
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