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RSS/ATOM 記事 (66102)

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Sanofi社とAstraZeneca社、抗RSV抗体ニルセビマブの第3相で好結果  from 日経バイオテクONLINE  (2022-3-16 7:00) 
 フランスSanofi社と英AstraZeneca社は2022年3月3日、長時間作用型の抗RSV抗体医薬nirsevimab(ニルセビマブ)を、呼吸器合胞体ウイルス(RSV)の流行期が始まる前に、健康な正期産児と後期早産児に単回投与した第3相のMELODY試験で好結果が得られたと発表した。結果は米NEJM誌電子版に2022年3月3日に報告された。
英国政府、医療分野の研究支援に307億円、製造支援に92億円を拠出  from 日経バイオテクONLINE  (2022-3-16 7:00) 
 英政府のビジネス・エネルギー・産業戦略省(Department for Business, Energy & Industrial Strategy、BEIS)と保健省(Department of Health & Social Care、DHSC)は2022年3月2日、英国民保険サービス(NHS)が保有するデータの利用と、デジタル化臨床試験サービスの利用を容易にすることで、NHS主導の研究を支援するために、最大2億ポンド(約307億円)を提供すると発表した。また国内での医薬品、デバイス、診断薬などの製造規模の拡大支援に向け、6000万ポンド(約92億円)を提供することも併せて発表した。
米Moderna社、mRNAワクチンで世界公衆衛生に貢献する4つの新戦略を発表  from 日経バイオテクONLINE  (2022-3-16 7:00) 
 米Moderna社は2022年3月7日、mRNAワクチンの可能性を全世界の公衆衛生に最大限活用するための新たな戦略を発表した。同社のStephane Bancel最高経営責任者(CEO)は、「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)がパンデミック脅威の最後ではない」と強調し、提携機関・企業の拡大による技術支援、低中所得国92カ国での特許解放、ケニアでのワクチン製造などを含む主要な4構想を明らかにした。
国がん小林氏、RAS変異陽性のがんの一部では異常なスプライシングが創薬標的に  from 日経バイオテクONLINE  (2022-3-16 7:00) 
 国立がん研究センター研究所分子病理分野研究員の小林祥久氏、米Dana-Farber Cancer InstituteのPasi A. Janne氏らの研究グループは、多くのがん患者に認められるRAS遺伝子変異のうち、KRAS Q61K変異を対象とした解析を通じ、変異の影響で異常なスプライシングという“弱み”が生じることを突き止めた。加えて、その弱みを逆手に取ることで、異常なスプライシングを誘導し、RAS遺伝子変異陽性のがんの一部を治療できる可能性を明らかにした。研究成果をまとめた論文は、2022年3月2日、Nature誌に掲載された。
米Texas大、CRISPRのオフターゲットを回避するCasバリアント創出に成功  from 日経バイオテクONLINE  (2022-3-15 7:00) 
 米University of Texas at Austin(Texas大)の研究者たちは、CRISPRシステムにおけるオフターゲット変異が生じるリスクを、約4000分の1にするCas9バリアントの「SuperFi-Cas9」を創出することに成功した。リスクを下げつつ、遺伝子編集の効率は従来型のCas9と同レベルに維持されたとしている。研究の詳細は英Nature誌電子版に2022年3月2日に報告された。
厚労省、SMA発症前のスピンラザ投与を承認へ  from 日経バイオテクONLINE  (2022-3-15 7:00) 
 厚生労働省は2022年3月9日、薬事・食品衛生審議会医薬品第一部会を開催した。同部会では、脊髄性筋萎縮症(SMA)に対するアンチセンスオリゴヌクレオチドで、バイオジェン・ジャパンの「スピンラザ」(ヌシネルセン)の適応を拡大する一部変更が報告された。その他には、バイエル薬品の「ヤーズフレックス」(ドロスピレノン・エチニルエストラジオール)など不妊治療に対する適応を拡大する11品目の一部変更と、ニプロの透析剤「リンパック」の製造販売承認が報告された。
中国Adagene社、抗体プロドラッグ化技術で仏Sanofi社に最大4品目提供へ  from 日経バイオテクONLINE  (2022-3-15 7:00) 
 中国Adagene社は2022年3月2日、フランスSanofi社とがん抗体医薬の開発提携と独占的ライセンス契約を締結したと発表した。Adagene社の抗体マスキング技術「SAFEbody」の活用により、腫瘍特異性の高いモノクローナル抗体または二重特異性(バイスペシフィック)抗体を最大4品目創製する。
小野薬品、初の機能性表示食品“睡眠サプリメント”発売  from 日経バイオテクONLINE  (2022-3-15 7:00) 
 小野薬品工業と、同社傘下で健康食品販売を手掛ける小野薬品ヘルスケアは2022年3月14日、睡眠の質を上げるとされるサプリメントの発売を発表した。マルハニチロとの共同開発で得られた水産物由来の脂質を原料としており、小野薬品として初の機能性表示食品となる。
サンバイオがSB623の承認申請を報告、「正直、長かった」と森社長  from 日経バイオテクONLINE  (2022-3-15 7:00) 
 サンバイオは2022年3月11日、2022年1月期の決算説明会をオンラインで開催し、開発中の細胞医薬SB623について、慢性期外傷性脳損傷(TBI)を対象とした承認申請を3月7日に行ったことを報告した。2度の延期を経て申請を果たしたことについて森敬太社長は「正直、長かった。苦しい3年間だった」と振り返りつつ、「この経験を得て会社として強くなれたのではないか。会社が新たなフェーズに入ってきたと感じている」と述べた。
慶應大、脱細胞組織を使ったブタの腎臓再生に成功  from 日経バイオテクONLINE  (2022-3-15 7:00) 
 慶應義塾大学の研究グループが、ブタで欠損した腎臓の一部を再生させることに成功した。欠損した部分に、他の個体の腎臓組織から細胞を除去して得た、細胞外マトリックスでできた足場を移植した。これにより細胞の浸潤が促進されたとみられる。ヒトを含め、成長した動物では腎臓の前駆細胞が失われており、再生が難しいというのが通説だ。分子機構の解明は今後の課題だが、腎前駆細胞の挙動について新たな情報が得られる可能性もありそうだ。論文は2022年2月28日、NPJ Regenerative Medicine誌に掲載された。



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