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米Obsidian社、制御型IL-15修飾TIL輸注療法が悪性黒色腫でファストトラックに続きRMAT指定
from 日経バイオテクONLINE
(2024-9-27 7:00)
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米Obsidian Therapeutics社は2024年9月3日、自己腫瘍浸潤リンパ球（TIL）輸注療法（開発コード：OBX-115）が、免疫チェックポイント阻害薬（ICI）が効かない切除不能、または転移性の悪性黒色腫の適応で米食品医薬品局（FDA）により再生医療先進治療（RMAT）に指定されたと発表した。同年7月のファストトラックに続く2つ目の指定を獲得した。OBX-115は、患者腫瘍から単離したTILの分化誘導と拡大増殖にIL-2を使わない、独自の「CytoDRiVE」プラットフォームにより開発した「cyto TIL15」と呼ぶ細胞医薬だ。TIL上に膜結合型IL-15（mbIL-15）を発現させ、アセタゾラミド（ACZ）の投与でmbIL-15の発現をコントロール可能にしている。
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旭化成ファーマ、グループのポートフォリオ転換で診断薬事業を長瀬産業に譲渡
from 日経バイオテクONLINE
(2024-9-27 7:00)
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旭化成ファーマは2024年9月26日、診断薬事業を長瀬産業に譲渡すると発表した。同月24日付で契約を結んでおり、旭化成ファーマが行っている診断薬と診断薬用酵素の開発・製造・販売に関する全ての事業と、これらの製造や管理を担う、静岡県伊豆の国市にある大仁医薬工場と大仁統括センターを譲渡する。譲渡額は非開示。
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CiRA、心臓の血管新生や心筋細胞の増殖促す「心臓周皮」をヒトiPS細胞から作製
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(2024-9-27 7:00)
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京都大学iPS細胞研究所（CiRA）の吉田善紀准教授らが、心臓での血管新生や心筋細胞の増殖を促す「心臓周皮細胞」を、ヒトiPS細胞から分化誘導することに成功したと発表した。再生医療で心筋細胞を移植する際に合わせて移植することで、心筋細胞の生着などを補助する効果が期待されるという。論文が2024年9月27日、Stem Cell Reports誌に掲載された。
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欧州の中心、ベルギーの起業家育成スクールから現地報告（17）、スタートアップがVCから投資を引き出すため
from 日経バイオテクONLINE
(2024-9-27 7:00)
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2024年3月17日、スペイン、バルセロナ──。Pablo Picassoの作品群を鑑賞した後、石造りの建物が立ち並ぶ迷路のようなゴシック地区を抜ける。芸術は解釈が難しくても、少なくとも不思議な感動と魅力を与えてくれるものだ。並木が繁るグラシア大通りを進むと、青、緑、紫など鮮やかな色彩で覆われた壁面、骨格標本のような柱とバルコニー、魚の鱗を思わせる屋根が目を引く奇妙な建物が現れる。Antoni Gaudiが設計したカサ・バトリョであり、その内部も独創的なデザインで満ちあふれている。
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Meiji Seikaファルマの自己増幅型ワクチン、非科学的主張には「厳正に対処」
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(2024-9-26 7:00)
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Meiji Seika ファルマは2024年9月25日、新型コロナウイルス（SARS-CoV-2）RNAワクチン「コスタイベ」（一般名：コロナウイルスRNAワクチン、有効成分名：ザポメラン、開発番号：ARCT-154）の記者説明会を開催した。同製品の第3相臨床試験の結果から、有効性の評価として中和抗体価が1年程度維持されるとのデータが得られていること、有害事象のリスクについては、第3相試験のプラセボ群や既存のmRNAワクチンと大きな差がないことが説明された。一部学会の声明やSNS（交流サイト）などで懸念されている「被接種者から伝播するのではないか」といった声については、事実と異なるとして否定し、医師などの専門家に向けて適切な情報提供を行い、科学的根拠のない情報を流布しないよう求めていくとした。
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Lilly社、RNA標的薬のAI創薬基盤を有する米Genetic Leap社と開発提携
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(2024-9-26 7:00)
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米Eli Lilly社と米Genetic Leap社は2024年9月5日、RNA標的薬を複数品目創出する共同開発契約を締結したと発表した。Genetic社のAI創薬プラットフォームを活用し、Lilly社が選択した標的に対するオリゴヌクレオチドを創製する。Genetic社は一時金とマイルストーンを合わせて最大4億900万ドル（約577億円）を受け取る可能性がある。
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農研機構など、リンゴなどの「蜜入り」を予測できるDNAマーカーを発見
from 日経バイオテクONLINE
(2024-9-26 7:00)
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農業・食品産業技術総合研究機構（農研機構）などの研究チームは2024年9月18日、リンゴ果実の一部に糖がたまる「蜜入り」の原因遺伝子を特定して、蜜入りのしやすさを予測できるDNAマーカーを発見したと発表した。消費者に人気の高い蜜入り個体を選別できる。一方で、長期保存には蜜入りでないリンゴの方が向いており、今回のDNAマーカーは長期保存用の品種の開発にも役立つという。論文は2024年8月1日、Scientia Horticulturae誌に掲載された。
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特集連動◎レケンビを契機に加速するアルツハイマー病の診断と治療、国立長寿中村部長、「pTau217の血液バ�
from 日経バイオテクONLINE
(2024-9-26 7:00)
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国立長寿医療研究センターバイオマーカー開発研究部の中村昭範部長は、検査の煩雑さの解消などを目指し、アルツハイマー病の発症や進行を評価できる血液バイオマーカーの開発を目指している。2019年度から2024年度まで、日本医療研究開発機構（AMED）の「次世代治療・診断実現のための創薬基盤技術開発事業（患者層別化マーカー探索技術の開発）」に採択され、「血液バイオマーカーによる認知症の統合的層別化システムの開発」（通称：BATONプロジェクト）を進めてきた。2024年7月19日、中村部長が本誌の取材に応じた。
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ノイルイミューン、メソセリンCAR-TのNIB103をタカラバイオが製造する契約を締結
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(2024-9-26 7:00)
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ノイルイミューン・バイオテックは2024年9月25日、同社が開発しているメソセリンCAR-Tの（開発番号：NIB103）について、タカラバイオと共同開発契約を結んだと発表した。NIB103の治験用製品や、販売後の商業用製品の製造をタカラバイオが担う契約で、導出契約には該当しないという。
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バイオコミュニティ関西、大阪・関西万博で「プラネタリーヘルス」の国際シンポ開催へ
from 日経バイオテクONLINE
(2024-9-26 7:00)
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関西でバイオ分野の産学官連携がスタートしたのは、約40年前のこと。きっかけは、発酵や農芸化学、製薬企業などが集積する近畿のバイオインダストリーの振興に向け、大学・研究機関や企業が議論するサロンを設けるべく、1985年3月、近畿バイオインダストリー振興会議（近畿バイオ）が設立されたことだ。
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