福岡大福田氏に聞く、活発化するRNA編集核酸の開発トレンドは?
from 日経バイオテクONLINE
(2022-7-8 7:00)
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生体内にもともと備わっている「RNA編集」と呼ばれる仕組みを活用し、標的RNAを改変して疾患を治療する新たな核酸医薬の研究開発が活発化している。ここ数年、グローバルの大手製薬企業が、RNA編集の創薬応用を進めるバイオ企業と相次いで提携するなど、企業の参入も目立っている。国内でRNA編集やその創薬応用に向けて研究を手掛ける福岡大学理学部化学科の福田将虎(まさとら)准教授が、2022年5月25日、本誌の取材に応じた。
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英GlobalData社が分析、米国バイオ企業の調達資金額が前年同期比で半減
from 日経バイオテクONLINE
(2022-7-8 7:00)
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英GlobalData社は2022年7月1日、米国に本社を置くバイオ企業が2022年第1四半期に調達した資金総額は、2021年の同時期と比べて46%減少したと発表した。治療領域別で第1位のがん領域への投資が、約45億ドル(約6120億円)から約15億ドル(約2040億円)へと、およそ3分の1に減少したことが影響した。
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HVC KYOTO 2022、ヘルスケア分野のスタートアップ15社が登壇
from 日経バイオテクONLINE
(2022-7-8 7:00)
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日本貿易振興機構(JETRO)と京都リサーチパーク(KRP)は、2022年7月5日、ヘルスケア分野のピッチイベント「HVC KYOTO 2022」をリアルとオンラインのハイブリッドで開催した。リアルとオンライン合計で参加者数はおよそ430人だった。国内外の15社のスタートアップが登壇し、事業概要や計画を発表した。
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キーワード、「コミナティ」、Pfizer社とBioNTech社が共同開発した世界初のコロナワクチン
from 日経バイオテクONLINE
(2022-7-8 7:00)
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「COMIRNATY」(コミナティ)は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対するワクチンとして2020年12月に認可された。ロシアでは2020年8月に大規模な臨床試験を経ずに「スプートニクV」を認可していたが、グローバルに流通しているとは言いがたい。コミナティはドイツBioNTech社のmRNAワクチン技術に基づき、米Pfizer社が共同で開発した。世界中で広く流通しているCOVID-19ワクチンは米Moderna社の「スパイクバックス」もあるが、コミナティの方が先に使用が可能になった。日本では、ファイザー(東京・渋谷)が2021年2月14日に医薬品医療機器等法第14条の3に基づき特例承認を取得した。COVID-19の予防と重症化を防ぐ目的で利用されており、コミナティの売上高は2021年だけで367億8100万ドル(2021年の平均為替レートで換算すると約4兆円)に達している。
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ベンチャー探訪、アイリス、インフルエンザ感染症の診断支援にAI医療機器を実用化
from 日経バイオテクONLINE
(2022-7-8 7:00)
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アイリス(東京・千代田、沖山翔代表取締役社長)は、人工知能(AI)を搭載した医療機器の「nodoca(ノドカ)」を開発するスタートアップだ。nodocaは、2022年4月に「新医療機器」として厚生労働省から製造販売承認を取得した。X線CTやMRI、内視鏡など、既存の機器で撮影された画像をAIで解析して診断を支援するプログラム医療機器は既に幾つも承認されているが、新医療機器として承認されたものは日本で初めてだ。なお、新医療機器は、既に製造販売の承認を与えられている医療機器と構造、使用方法、効果または性能が明らかに異なる医療機器をいう。
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業界こぼれ話、国内スタートアップの上場に急ブレーキ
from 日経バイオテクONLINE
(2022-7-8 7:00)
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バイオスタートアップの新規株式公開(IPO)に急ブレーキがかかっている。ウクライナ情勢の緊迫化や米国の金融引き締めなどの影響で市場環境が悪化し、海外同様、日本でも幅広い業種で新規上場する企業が減っている。
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不二製油グループ、プラントベースフードのシェア拡大に注力
from 日経バイオテクONLINE
(2022-7-8 7:00)
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不二製油グループがプラントベースフードのPRに注力している。代替肉ビジネスが注目される中、食味に強みを持つ自社製品の認知度を上げ、シェアを広げたい考えだ。2022年7月7日にはプラントベースフードの事業説明会を開き、今後の売上目標や販売計画を発表した。
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イノカ、遺伝資源の国際ルールに対応したサンゴ礁実験系を構築
from 日経バイオテクONLINE
(2022-7-8 7:00)
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サンゴ礁をはじめとする海洋生態系の人工再現を手掛けるスタートアップのイノカ(東京・港、高倉葉太代表取締役CEO)は2022年7月7日、海洋天然物を使った創薬実験などに使える、人工のサンゴ礁モデルを発表した。サンゴが集まって魚など生物の住処となるサンゴ礁を、水槽内で再現したもので、生物の遺伝資源を全て日本のもので揃えた「純国産」実験系だ。外国の遺伝資源を含む実験系で創薬をすると権利問題が発生するおそれがあり、そのリスクを抑えた使い勝手の良い実験系として、製薬企業などに活用してもらう狙いがある。
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6/26(日)『日米現地事情生トーク(エンターテイメント編)』は大盛況で終了しました!
from さつき会〜東京大学女子ネットワーク・コミュニティ〜
(2022-7-7 23:10)
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日米現地事情生トーク(エンターテイメント編) 、今回は「ディズニー」や「ブロードウェイ」をはじめとしたエンターテイメント業界に精通した3名のプレゼンターをお迎えし、さらに、ロンドンから「ハリーポッターと呪いの子」東京公演のプロデューサーの方にもスペシャルゲストとしてご参加いただきました。 プレゼンターの方々からは、国際社会が抱える性的・人種・民族の多様性に関する問題を、エンターテイメント業界がどのように捉え、問題にどう取り組んでいるのかについてお話しをいただきました。現役学生や海外からの参加を含めて総勢35名にご出席いただき、イベントは大盛況のうちに幕を閉じました。
【開催日程】
2022年6月26日(日) 10:00〜12:00(日本時間)オンライン開催
【概要】
3名のプレゼンターの方に各20分ずつのプレゼンテーションをしていただき、スペシャルゲストの方にプレゼンテーションを聞いての感想とロンドンの実情を5分程度でお話しいただきました。その後、1回のブレークアウトセッションを設け、4グループに分かれ25分間で少人数の意見交換を行いました。
―プレゼンター―
●能登路 雅子 ...
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キーワード、集束超音波(HIFU)治療、ピンポイントで細胞を壊死させる
from 日経バイオテクONLINE
(2022-7-7 7:00)
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集束超音波(High-Intensity Focused Ultrasound:HIFU〔ハイフ〕)による低侵襲な治療法。超音波トランスデューサで体外から超音波を発生させ、それを調整することで、体内の特定の部位にエネルギーを集束させる。超音波が生体内を伝播する際にエネルギーが分子運動に変換されて熱が発生するため、超音波が集束する領域では、組織に影響を及ぼすほど温度が上昇し、細胞の壊死が生じる。国内では前立腺肥大、本態性振戦、パーキンソン病の振戦症状の緩和に対して保険適用されている。
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