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《日経メディカルより》、大阪大、トリカプリンの投与で中性脂肪の蓄積による冠動脈硬化が著明退縮
from 日経バイオテクONLINE
(2023-1-17 7:00)
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心筋や冠動脈に中性脂肪が蓄積する「中性脂肪蓄積心筋血管症」(TGCV)によって難治性の狭心症を発症した患者にトリカプリン(カプリン酸とグリセリンのトリエステル)を投与することにより、びまん性冠動脈硬化の著明な退縮が観察されたと、大阪大学大学院医学系研究科中性脂肪学共同研究講座の平野賢一特任教授らが1月12日に発表した。提示された1症例では、3カ月間のトリカプリン投与により冠動脈壁の中性脂肪が多く含まれる領域の体積が30%程度減少し、血管内腔は拡大した。積極的なLDLコレステロール(LDL-C)の低下治療によっても残存する心血管疾患リスクに対する、新たなアプローチになる可能性があるという。2022年12月末、欧州心臓病学会のEuropean Heart Journal誌に論文が掲載された。
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定点観測、米国ベンチャー投資の今、米国資金調達市場の地殻変動(前編)
from 日経バイオテクONLINE
(2023-1-17 7:00)
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第1回は、米国の資金調達市場の最新トレンドについて分析してみたい。特にミドル・レイターステージにあるバイオ企業への投資に変化が生じている現状と、その変化がベンチャーキャピタル(VC)産業全体やバイオ企業に与える影響について取り上げる。
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Yuimediが国がんと共同研究、医療データの前処理を効率化
from 日経バイオテクONLINE
(2023-1-17 7:00)
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Yuimedi(ユイメディ、東京・港、グライムス英美里代表取締役)は2022年12月15日、国立がん研究センターとの共同研究契約を締結したと発表した。同センターが保有するデータをYuimediが前処理して、放射線診断関連のAI(人工知能)の開発を支援する。
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伊藤勝彦の業界ウォッチ、エーザイの2023年見どころ──レカネマブの正式承認後は役員人事にも注目
from 日経バイオテクONLINE
(2023-1-17 7:00)
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2023年における国内製薬各社の見どころを解説する新年恒例の連載。第5回はエーザイを取り上げる。2023年1月6日にレカネマブがFDAによって迅速承認された。年が明けたばかりであるが、2023年における業界ビッグニュースの上位に選ばれることになるであろう。
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キーワードを専門誌記者がわかりやすく解説、セラノスティクスとは
from 日経バイオテクONLINE
(2023-1-17 7:00)
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セラノスティクス(Theranostics)は、治療(Therapy)と画像診断(Diagnostics)を融合させた造語。診断時には診断用RI(放射性同位体)、治療時には治療用RIで標識することで、ベースとなる抗体やペプチドなどの薬剤を変えずに診断と治療を行う。また、診断に利用可能な放射線と治療に利用可能な放射線の両方を放出する1種類のRIで薬剤を標識する場合もある。セラノスティクスでは、診断用RIで標識した薬剤の体内動態などから、病巣の状態を可視化する。そして、治療用RIで標識した薬剤の投与量などを最適化することができるため、個別化医療の実現につながると期待されている。
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キーワードを専門誌記者がわかりやすく解説、100日ミッション(100DM)とは?
from 日経バイオテクONLINE
(2023-1-16 7:00)
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100日ミッション(100 Days Mission:100DM)は、新たな感染症について、世界保健機関(WHO)が「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言してから100日以内に、迅速診断薬(Dx)の承認、安全で有効なワクチン(Vx)の承認、治療法(Tx)の確立など、危機対応医薬品等(Medical Countermeasures:MCM)の実用化を達成しようという国際的な目標。100日ミッションでは、100日以内に診断薬やワクチン、治療薬を開発し、承認を取得するだけではなく、低所得国も含めてMCMへのアクセスを保証し、世界中に公平に供給することも目標としている。
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第一三共、追加免疫用の新型コロナmRNAワクチンを承認申請
from 日経バイオテクONLINE
(2023-1-16 7:00)
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第一三共は2023年1月13日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対して開発中のmRNAワクチン(DS-5670)を追加免疫用ワクチンとして承認申請したと発表した。DS-5670の製造は、グループ会社の第一三共バイオテックが担う。2024年までに2000万回分の製造を目指し、体制の構築を進めている。
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2023年1月16日号 目次
from 日経バイオテクONLINE
(2023-1-16 7:00)
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パイプライン研究、乾癬治療薬、ブロックバスターが8品目ある中で複数の新薬が続々と登場
from 日経バイオテクONLINE
(2023-1-16 6:59)
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乾癬は、免疫系が過剰に働くことで炎症が起こる疾病である。炎症によって正常の約30倍といわれる表皮細胞の異常増殖が特徴である。ただし、患者によっては関節の痛みや発熱・倦怠感などの全身症状が出ることもある。乾癬は「尋常性乾癬」「関節症性乾癬」「乾癬性紅皮症」「滴状乾癬」「膿疱性乾癬」の5つの亜型に分類され、尋常性乾癬が約9割を占める(表2)。進行度別では、軽症は6割、中等症は3割、重症は1割とされている。
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特集、2023年のバイオ業界を読み解く(6)培養肉の実用化ルール形成で節目となるか
from 日経バイオテクONLINE
(2023-1-16 6:58)
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食品業界において、今年のホットトピックとしては「培養肉」を挙げたい。日本ではいまだ実用化していない培養肉だが、それに向けた議論はようやく本格化しつつある。2023年はいよいよ具体的なルール作りが求められる1年となるだろう。
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