富士フイルムHDの上期決算、デンマークと米国のCDMO拠点で培養槽を増強中
from 日経バイオテクONLINE
(2023-11-10 7:00)
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富士フイルムホールディングスは2023年11月8日、2024年3月期第2四半期(2023年4月〜9月)の決算説明会を開催した。「メディカルシステム(医療機器)やイメージングの販売が好調だったことに加え、為替の影響もあり増収だった。営業利益については、半導体市況の停滞の影響を受けたものの、イメージングの大幅な増収などが貢献し、上期過去最高益を達成した」と同社の後藤禎一代表取締役社長CEOは話した。また、バイオCDMOについて、設備投資の進捗などを説明した。
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BMS社に聞く、FIH試験から承認までの目指すべき確度や期間の中央値は?
from 日経バイオテクONLINE
(2023-11-10 7:00)
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米Bristol Myers Squibb(BMS)社は、製薬企業やアカデミアなどとの連携を積極的に進めている。連携を進める理由や、連携を強化する分野、事業開発の状況などについて、2023年10月18日、BMS社のストラテジー・事業開発のKonstantina Katcheves Senior Vice Presidentと、日本法人のブリストル・マイヤーズスクイブで研究開発本部長を務める杉田真執行役員が本誌の取材に応じた。
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エーザイ、2023年度上期のレケンビ売上高4億円で株価は5%下落
from 日経バイオテクONLINE
(2023-11-10 7:00)
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エーザイは2023年11月7日、2024年3月期第2四半期(4〜9月)の決算発表を行い、説明会を開催した。上期の売上収益は前年同期比4.2%増の3735億円、売上原価や販売管理費が前年同期よりも減少したことや一時金収入があったことから、営業利益は前年同期よりも約6倍の314億円となった。親会社の所有者に帰属する四半期利益は、前年同期に米国で減資による税金費用の縮小などがあったため、前年同期比24.1%減の231億円だった。
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特集連動◎新時代に入った送達技術、エーザイの脂質ナノ粒子など送達技術の研究、「テーマに一段と明確なミ
from 日経バイオテクONLINE
(2023-11-10 7:00)
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エーザイは、重点領域であるがんや脳神経、感染症に適用可能な送達技術の研究を進めており、独自の脂質ナノ粒子(LNP)やリポソーム製剤、新規ペイロードを含む抗体薬物複合体(ADC)などに関する研究に取り組んでいる。送達技術に関する研究体制や考え方、これまでの研究成果などについて、2023年10月19日、エーザイ筑波研究所DHBL DEGファンクションエマージングモダリティジェネレーション部の井上諭部長と、同RNAメディスングループの鈴木裕太グループ長に取材した。
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Lilly社、筋肉再生作用のアペリン受容体アゴニストを米BioAge社と肥満治療向けに共同開発
from 日経バイオテクONLINE
(2023-11-9 7:00)
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老化関連分子を標的とする治療法の開発を進める米BioAge Labs社は2023年10月26日、米Eli Lilly社内の独立した臨床開発組織であるChorusと共同で行う予定の、肥満治療を目的とする第2相試験の計画を発表した。BioAge社が権利を保有するアペリン受容体アゴニストのBGE-105(azelaprag)と、Lilly社のGIP/GLP-1受容体作動薬のチルゼパチドを併用するもので、肥満患者を対象に2024年半ばの開始が予定されている。
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セルファイバ、ジャフコなど5社から総額約8.3億円の資金を調達
from 日経バイオテクONLINE
(2023-11-9 7:00)
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スタートアップのセルファイバ(東京・江東、柳沢佑代表取締役社長)は、2023年11月9日、ジャフコグループ、ユニバーサルマテリアルズインキュベーター(UMI)、ファストトラックイニシアティブ(FTI)、リアルテックホールディングス、千葉道場ファンドの5社を引受先とした第三者割当増資により、総額8.3億円の資金をシリーズAエクステンションラウンドで調達したと発表した。
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キッセイ薬品、主力のベオーバや希少疾病領域の新薬の売り上げ好調で増収増益
from 日経バイオテクONLINE
(2023-11-9 7:00)
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キッセイ薬品工業は2023年11月6日、2024年3月期の第2四半期(2023年4月〜9月)の連結決算を発表した。上半期の売上高は369億7800万円(前年同期比12.5%増)、営業利益は20億1500万円で、このうち医薬品事業の売上高は307億6500万円(同10.1%増)だった。親会社株主に帰属する四半期純利益は56億7800万円(同70.7%増)だった。通期の業績予想は売上高、営業利益共に上方修正した。
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特集連動◎新時代に入った送達技術、北海道大の原島氏に聞く、内因性の蛋白質を利用したアクティブターゲテ
from 日経バイオテクONLINE
(2023-11-9 7:00)
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「脂質ナノ粒子(LNP)とアポリポ蛋白質E(ApoE)など内因性の蛋白質との相互作用が標的指向性に影響すると考えられる」(北海道大学薬学研究院の原島秀吉卓越教授)――。最近では、正電荷を帯びているLNPにはApoEが付着しにくいことが分かっており、LNPの脂質の組成などを検討することで、生体内での内因性の蛋白質の吸着を制御できる可能性が出てきた。内因性の蛋白質を利用したアクティブターゲティングの可能性や、北海道大学独自に構築したイオン化脂質ライブラリーなどについて、2023年9月19日、原島教授に聞いた。
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ズームアップ◎遺伝子組換え作物・食品をめぐる動向(後編)、【後編】遺伝子組換えと食品をめぐるリスコミ
from 日経バイオテクONLINE
(2023-11-9 7:00)
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日本における遺伝子組換え作物の栽培状況や規制状況、リスクコミュニケーション(技術のリスクと利点を伝えて消費者の理解を得ること)などの動向を、特定非営利法人「くらしとバイオプラザ21」で常務理事を務める佐々義子氏にまとめてもらった。遺伝子組換え作物・食品に対しては2023年、表示ルールが変更されてより明確な表示が求められるようになったり、新品種開発の需要増加によって社会受容が進んだりといった変化があった。全3回の連載の後編となる本稿では、遺伝子組換え作物・食品に加え、食品添加物やフードテックなどに関するリスクコミュニケーションについて、2023年の話題を振り返る。
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特集連動◎新時代に入った送達技術、東北大の秋田氏に聞く、抗体修飾LNP研究などの潮流
from 日経バイオテクONLINE
(2023-11-8 7:00)
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医薬品を標的の臓器や細胞へ特異的に届ける技術の研究が盛んだ。主流な方法の1つは、脂質ナノ粒子(LNP)を用いたアプローチ。LNPは、siRNA医薬やmRNA医薬で実用化の実績がある。東北大学大学院薬学研究科薬物送達学分野の秋田英万(ひでたか)教授は、mRNAを脾臓(ひぞう)に送達するLNPなどを開発した。今後の研究の方針や、表面に抗体やペプチドなどのリガンドを付加したLNPの研究の潮流などについて、2023年10月4日に取材した。
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