北九州市立大櫻井氏、「β1,3-グルカンは免疫系細胞特異的な送達技術。核酸をはじめ様々な物質を運ぶプラッ
from 日経バイオテクONLINE
(2015-4-20 0:00)
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過去に抗癌剤として長年販売されていたβ1,3-グルカン(シゾフィラン)を核酸医薬をデリバリーするツールとして活用しようと研究を進めているのが北九州市立大学国際環境工学部教授の櫻井和朗氏だ。櫻井氏は、「免疫系細胞などに特異的な薬物送達技術になる」と期待する。CpGと組み合わせワクチンアジュバントに活用するための開発が進む一方で、siRNAの薬物送達技術(DDS)として米NapaJen社によって国内外の企業と交渉が進んでいる。これまでの経緯と今後の展開について櫻井氏に聞いた。
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国がん吉岡氏、竹下氏、「エクソソームの品質管理法を確立し、エクソソームを用いた治療薬開発を促進したい
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(2015-4-20 0:00)
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国立がん研究センター研究所分子細胞治療研究分野の落谷孝広主任分野長の研究グループがエクソソームを用いたドラッグデリバリー技術の開発を進めている。この研究テーマは文部科学省の「革新的バイオ医薬品創出基盤技術開発事業」プロジェクト(現在は、日本医療研究開発機構に移管)にも採択された。研究を進める同分野研究員の吉岡祐亮氏と同研究所基盤的臨床開発研究コアセンター機能解析部門部門長の竹下文隆氏に研究のポイントなどについて聞いた。
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米Hydra社とドイツBI社、低分子のTRP阻害薬の探索で提携
from 日経バイオテクONLINE
(2015-4-20 0:00)
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米Hydra Biosciences社とドイツBoehringer Ingelheim社は2015年4月13日、低分子のTRP阻害薬を探索することを目的に、世界市場での研究協力とライセンス契約で合意したと発表した。同研究協力とライセンス契約は、腎疾患を主たるターゲットとする。
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BRAF遺伝子変異陽性肺癌に対するBRAF阻害薬は有望、奏効率は53%に
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(2015-4-18 0:00)
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欧州臨床腫瘍学会(ESMO)プレス・オフィスは、4月17日、黒色腫の治療に多く使用されているBRAF阻害薬により、BRAF遺伝子変異を有する肺癌患者で臨床的に重要な有用性が得られる可能性が示されたと発表した。レトロスペクティブなEURAFコホート研究から明らかになったもので、4月15日から18日までスイス・ジュネーブで開催されているESMO-IASLC(国際肺癌学会)第5回欧州肺癌学会議(ELCC2015)で、スイスLucern Cantonal HospitalのOliver Gautschi氏によって発表された。
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肺癌患者の血中循環腫瘍細胞DNAでEGFR遺伝子変異の検査が可能
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(2015-4-18 0:00)
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進行非小細胞肺癌患者において、腫瘍組織によるEGFR遺伝子変異の検査ができない場合でも、血中循環腫瘍細胞DNAを用いることで、EGFR遺伝子変異の有無がわかることが、欧州と日本の患者を対象とした大規模な国際的研究ASSESSで明らかになった。この成果はドイツLung Clinic GrosshansdorfのMartin Reck氏らが、スイスのジュネーブで開催された欧州肺癌会議(ELCC 2015)で発表した。
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EPA、2014年と2015年の再生可能燃料基準(RFS)を公表する新スケジュールを開示
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(2015-4-18 0:00)
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米環境保護庁(EPA)は2015年4月10日、American Petroleum Institute(API:全米石油協会)ならびにAmerican Fuel and Petrochemical Manufacturers(AFPM:米国燃料・石化製品製造業者組合)によって起こされたEPAに対する訴訟を受けて合意した和解条件(Consent Decree)に基づき、2014年と2015年の再生可能燃料基準(RFS:Renewable Fuel Standard)を公表するスケジュールを開示した。
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キリンが難デキ配合2飲料に機能性表示、茶はトリプル機能、ノンアルコールはダブル機能
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(2015-4-17 23:30)
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キリンは2015年4月17日、消費者庁が届け出受理を公表した飲料2商品について、6月に発売することを発表した。2商品とも、難消化性デキストリンを「機能性関与成分」として配合した飲料。ノンアルコール・ビールテイスト飲料「パーフェクトフリー」はキリンビールが6月17日に、緑茶飲料「食事の生茶」はキリンビバレッジが6月23日に、それぞれ新発売する。
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【機能性食品 Vol.184】「機能性表示食品」公表第1弾は8件、難消化性デキストリンのトリプル表示をキリンが
from 日経バイオテクONLINE
(2015-4-17 22:30)
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今日金曜日(4月10日)は、午前中に、大阪大学でバイオイメージングの研究成果のお話しを教授お2人にうかがいまして、夕方からは東京でアジア栄養学会議の記者発表会に参加しました。
イメージングの取材先は、石井優さんと永井健治さんです。お2人とも、イメージングの成果をNature姉妹誌やPNAS誌などに次々と発表なさってます。ちょうど1年前の日経バイオテクの特集記事にも、登場していただきました。
今年は、イメージングの連載記事を、日経バイオテクに掲載します。
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5月14日から横浜で開催のアジア栄養学会議と日本栄養・食糧学会、健康長寿と日本食を海外に発信へ
from 日経バイオテクONLINE
(2015-4-17 20:20)
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2015年5月14日から18日にパシフィコ横浜で開かれる第12回アジア栄養学会議(ACN2015)と第69回日本栄養・食糧学会大会の記者会見が4月17日に都内で開かれ、ACN実行委員長で東北大学大学院農学研究科の宮澤陽夫教授、日本栄養・食糧学会会長でお茶の水女子大学の近藤和雄教授、第69回日本栄養・食糧学会大会会頭で東京農業大学応用生物科学部の鈴木和春教授らが、それぞれ合同開催への意気込みを語った。
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CRISPR/Cas9の特許巡って長引く対立【日経バイオテクONLINE Vol.2238】
from 日経バイオテクONLINE
(2015-4-17 18:00)
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CRISPR/Cas9は、任意の配列を切断したり、任意の配列を置換・挿入できるゲノム編集技術。ガイドRNAとCase9蛋白質を発現させることで、従来のゲノム編集技術に比べて手軽に利用できることから、医療や食品分野などでCRISPR/Cas9を使った成果が続々発表され、世界中で利用が広がっています。
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