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ChemChina社、Syngenta社を430億ドルで買収へ
from 日経バイオテクONLINE
(2016-2-6 11:23)
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スイスSyngenta社は2016年2月3日、中国China National Chemical Corporation(中国化工集団公司:ChemChina社)がSyngenta社を430億ドルを超える額のキャッシュで買収すると提案していることを明らかにした(関連記事)。これは中国企業による買収額としては過去最大のものとなる。ChemChina社はSyngenta社株ひと株あたり465ドルに加えて特別配当として5スイスフランを上乗せし、ひと株あたり現為替相場換算で計480フラン相当を株主にオファーしている。更にSyngenta社株主には、2016年5月に通常の配当として11フランも支払われることになっている。
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「ジカ熱」報道がミスリードするリスク【日経バイオテクONLINE Vol.2390】
from 日経バイオテクONLINE
(2016-2-5 18:00)
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さて、表題のジカウイルスについてです。2月1日に世界保健機関(WHO)が緊急事態宣言をして以来、新聞、テレビで「ジカ熱」という文字が飛び交っています。ウイルス自体は1947年にウガンダでアカゲザルが保有しているのが見つかり、その後、ヒトへの感染が報告されていますが、多くの場合、症状は穏やかで、特別な治療は必要ないとされてきました。それが警戒を要するようになったのは、ギランバレー症候群との関係が疑われていることもありますが、何よりもブラジルなどにおける小頭症の増加との関係が疑われているからです。
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生物研の組換え蛍光シルク、緑に続き青と橙も群馬でカイコ飼育へ
from 日経バイオテクONLINE
(2016-2-5 7:00)
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青色LEDを当てると緑色の蛍光を発する緑色蛍光蛋白質(GFP)を含有するシルク(絹糸)に続き、青色や橙色の蛍光蛋白質を含むシルクを生産する遺伝子組換えカイコの飼育が、2016年6月頃から群馬県で始まる見込みになった。カルタヘナ法の第1種使用に基づく隔離飼育が、群馬県蚕糸技術センターの遺伝子組換えカイコ飼育調査区画で実施される。
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サラダコスモ、岐阜県と開発した生鮮機能性表示食品を4月発売
from 日経バイオテクONLINE
(2016-2-5 6:00)
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サラダコスモ(岐阜県中津川市、中田智洋代表取締役)は、岐阜県産業技術センターと共同開発した大豆スプラウト生鮮食品「ベジフラボン」を、2016年4月から販売開始する。機能性表示食品の届け出を2016年1月27日付で受理したことを、消費者庁が2月2日に公表した(届出番号:A206)。機能性表示食品の届け出は、2月3日公表までで211件が受理されたが、そのうち生鮮食品はわずか3件。そのうち2件がサラダコスモの商品だ。
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伊藤勝彦の業界ウォッチ、エーザイ、事業再編加速し中枢と癌に集中
from 日経バイオテクONLINE
(2016-2-5 0:31)
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エーザイは2015年2月2日、2016年3月期の第3四半期決算(IFRS)の説明会を東京で開催した。第3四半期は、グローバル4製品の伸長もあり、増収・増益を達成した。
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Massachusetts州立大学Amherst校、植物が土壌中の微生物を認識する蛋白質を解明
from 日経バイオテクONLINE
(2016-2-5 0:00)
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米Massachusetts州立大学Amherst(UMass Amherst)校は2016年1月12日、Dong Wang教授率いる研究チームがアルファルファクローバーの一種であるMedicago truncatulaを用いて、ホスト植物の遺伝子が植物に共生する細菌の細胞膜を認識する蛋白質をどのようにエンコードし、そしてその機能をどのように発揮して栄養分を取り込んでいるかを解明したと発表した。
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遺伝子治療の米Avalanche社と仏Annapurna社が合併
from 日経バイオテクONLINE
(2016-2-5 0:00)
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米Avalanche Biotechnologies社とフランスAnnapurna Therapeutics SAS社は、2016年2月1日、Avalanche社がAnnapurna社の全ての発行済み株式を取得し、その見返りとして、Avalanche社が所有する普通株のうち新株約1760万株を提供することで、最終的な合意に至ったと発表した。
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Wmの憂鬱、クラウドファンディングこそが、我が国の基礎研究をドライブする【日経バイオテクONLINE Vol.238
from 日経バイオテクONLINE
(2016-2-4 15:30)
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現在、新幹線で仙台に向かっております。定点観測の第2弾である東北メディカルメガバンク(ToMMo)の取材です。3.11から時を過ぎ、復興予算も後期復興予算と模様替えした中、世界に冠たるベガ・ゲノム・コホートの現状を定点観測します。第2期に入った東北の復興と我が国の医療イノベーションに貢献するために、ToMMoはどこへ向かうのか? メガ変化ほど変化の差分は小さいので、しつこくしつこく取材いたします。どうぞご期待願います。本日は、第5次科学技術基本計画で大学にイノベーションの鞭を振るいながら、大学の整理再編成を始めた政府のスキゾフレニア的政策に翻弄される研究者を救う新しい研究資金、クラウドファンディングの現状と今後を見通します。この波に乗れる研究者や大学と乗れない研究者や大学では、10年先の運命が天と地ほどに隔たると思います。
ここからは申し訳ありませんが有料で全文をお楽しみ願います。Wmの憂鬱Premiumサイト( https://bio.nikkeibp.co.jp/wm/ )からならお得な料金(個人カード払い限定、月間500円で読み放題)で購読いただけます。以前のバックナンバーもまとめてお読みいただけます。
※日経バイオテクONLINEの読者は、日 ...
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弘前大、siRNA供与穂木でジャガイモをエピゲノム編集
from 日経バイオテクONLINE
(2016-2-4 6:00)
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弘前大学の原田竹雄名誉教授/農学生命科学部特任教授と同学部生物資源学科の葛西厚史・研究機関研究員/AGS研究プロジェクトリーダーは、標的遺伝子のプロモーター領域のシトシンをメチル化するsiRNAを発現するようにした遺伝子組換え植物体を、別の植物体に接ぎ木(つぎき)することにより、接ぎ木先の植物体の標的遺伝子の発現を転写型遺伝子抑制(TGS)して形質転換する技術を開発した。弘前大が科学技術振興機構(JST)の支援を得て国際特許を出願した(公開番号:特開2013-201911、WO2012/077664、発明の名称:台木と穂木の接ぎ木を介して植物の形質転換を行う方法)。弘前大は、この技術の最初の実用化をジャガイモで進めていきたい考え。その具体的な開発内容は、2016年2月1日に文部科学省研究振興局と環境省自然環境局が文科省(東京・千代田)で開催した会合で公開された。
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東北大出澤教授、「Muse細胞が損傷部位に遊走する機序を解明」
from 日経バイオテクONLINE
(2016-2-4 0:04)
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東北大学大学院医学系研究科・医学部細胞組織学分野の出澤真理教授は、生体の結合組織や骨髄、培養した間葉系幹細胞(MSC)中に、自己複製能と多能性を併せ持つ新たな幹細胞を見出し、Muse(Multilineage-differentiating stress enduring)細胞と名付けて、2010年4月にPNAS誌に発表した。Muse細胞は、細胞医薬のソースとしても注目されており、生命科学インスティテュートの子会社であるClioは、Muse細胞の他家細胞製剤の治験を開始する予定だ。研究の現状と臨床応用の可能性について、2016年1月19日、出澤教授が本誌の取材に応じた。
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