第一三共、RNA標的医薬の探索研究で仏Depixus社と提携
from 日経バイオテクONLINE
(2023-12-26 7:00)
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分子相互作用と分子構造を分析する独自技術を保有するフランスDepixus社は2023年12月12日、第一三共と戦略的な協力契約を結んだと発表した。Depixus社の「MAGNA」技術を使用して、第一三共のRNA標的創薬プログラムを加速する計画だ。
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米Vertex社、ゲノム編集技術のライセンス料で米Editas社に71億円を支払い
from 日経バイオテクONLINE
(2023-12-26 7:00)
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米Editas Medicine社は2023年12月13日、米Vertex Pharmaceuticals社と、鎌状赤血球症およびβサラセミア治療のためのBCL11A遺伝子を標的とするex vivo遺伝子編集治療への適用を目的として、Editas社のCas9遺伝子編集技術の非独占的ライセンスをVertex社に供与すると発表した。Editas社は5000万ドル(約71億円)の一時金に加えて、条件に応じて追加のライセンス料も受け取る。
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キーワードを専門誌記者がわかりやすく解説、グローバル・スタートアップ・キャンパス(GSC)構想とは
from 日経バイオテクONLINE
(2023-12-26 7:00)
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ディープテック分野における研究のイノベーションとスタートアップのエコシステムの構築を目指した政府の取り組み。東京の渋谷区と目黒区にまたがる2万5000平方メートルを超える国有地に、技術開発とスタートアップの創出を促す拠点(キャンパス)を設ける。
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リージョナルフィッシュ、3種類目のゲノム編集魚「高成長ヒラメ」の届出を完了
from 日経バイオテクONLINE
(2023-12-26 7:00)
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ゲノム編集による水産物の品種改良と養殖を手掛けるリージョナルフィッシュ(京都市、梅川忠典代表取締役社長)は2023年12月25日、ゲノム編集によって成長性を高めたヒラメである「高成長ヒラメ」を食品として厚生労働省と農林水産省に届出完了したと発表した。
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Celaid TherapeuticsとC4U、造血幹細胞を使ったex vivo遺伝子治療の開発で共同研究
from 日経バイオテクONLINE
(2023-12-26 7:00)
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造血幹細胞を体外で大量に増幅し、細胞治療に使う技術の事業化を目指すCelaid Therapeutics(東京・文京、荒川信行代表取締役社長:セレイドセラピューティクス、以下セレイド)と、新規のゲノム編集技術であるCRISPR/Cas3の医療応用などを目指すスタートアップのC4U(大阪府吹田市、平井昭光代表取締役社長)は2023年12月14日、造血幹細胞を使ったex vivo遺伝子治療の開発で共同研究契約を結んだと発表した。セレイドが扱う造血幹細胞にC4Uの技術で遺伝子改変を加え、遺伝性疾患の原因遺伝子を修復することを目指す。
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グランドグリーン、ゲノム編集農作物の開発ツールを拡充
from 日経バイオテクONLINE
(2023-12-25 7:00)
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ゲノム編集を使った農作物の品種改良などを手掛けるグランドグリーン(名古屋市、丹羽優喜代表取締役)は2023年12月22日までに、米Corteva Agriscience社子会社である米Pioneer Hi-Bred International社と米Broad Instituteから、ゲノム編集ツールであるCRISPR/Cas9システムの非独占的研究・商業ライセンスを受けた。自社開発のゲノム編集ツールに加え、使用例が豊富なCRISPR/Cas9も使えるようにすることで、品種開発の幅を広げる狙いがある。
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リンクメッドが9.3億円を調達、ペプチドリーム子会社とは放射性医薬品の開発で協働
from 日経バイオテクONLINE
(2023-12-25 7:00)
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放射性医薬品の開発を手掛けるスタートアップのリンクメッド(千葉県千葉市、吉井幸恵代表取締役社長)は、2023年12月22日、シリーズAで総額6億8000万円を調達するとともに、同資金調達の完了を条件とするJ-KISS型新株予約権を活用して2億5000万円を調達し、総額で9億3000万円を資金調達したと発表した。また、リンクメッドは同日、悪性脳腫瘍を対象に開発中の放射性医薬品候補化合物64Cu-ATSMについて、ペプチドリームの子会社であるPDRファーマと、国内での臨床開発・承認申請・商業化に関する戦略的パートナーシップを締結することで合意したと発表した。
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米Merck社と米C4T社、がんに対する蛋白質分解誘導薬ADCを共同開発へ
from 日経バイオテクONLINE
(2023-12-25 7:00)
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米Merck社と米C4 Therapeutics社は2023年12月12日、標的蛋白質分解誘導薬(TPD)と抗体の複合体(Degrader-Antibody Conjugates:DAC)の共同開発契約を締結したと発表した。米Merck社が一時金1000万ドル(約14億円)を支払って開発に着手する。C4T社が保有するTPDプラットフォーム「Target Oriented Protein Degrader Optimizer:TORPEDO」と米Merck社の抗体薬物複合体(ADC)の開発技術を組み合わせ、がんを対象とするDACの1品目を開発する。また、Merck社が新たに3品目を追加するオプション権も設定された。
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大阪公立大など、イヌの尿中細胞からフィーダーフリーでiPS細胞の作製に成功
from 日経バイオテクONLINE
(2023-12-25 7:00)
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大阪公立大学などの研究チームが、イヌの尿に含まれる細胞からiPS細胞を作製することに成功したと発表した。非侵襲的に得られる細胞ソースを基にiPS細胞を作製することで、イヌ向けの再生医療や薬剤スクリーニングに応用したい考えだ。また今回、フィーダー細胞を使わずにイヌのiPS細胞を作製することにも初めて成功したという。論文は2023年12月22日、Stem Cell Reports誌にオンライン掲載された。
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東工大発digzymeが食品分野へ事業を拡大、フジ日本精糖と業務提携
from 日経バイオテクONLINE
(2023-12-25 7:00)
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バイオインフォマティクスを用いた酵素の開発を手掛ける東京工業大学発スタートアップのdigzyme(東京・港、渡来直生[わたらい・なおき]代表取締役)は、2023年12月21日、食品分野に事業を拡大し、フジ日本精糖と業務提携契約を締結したと発表した。両社は協力して、新規の機能性素材のバイオプロセス開発と実用化を進めていく。
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