【日経バイオテクONLINE Vol.2656】、Wmの憂鬱、東大ゲノム医科学機構も取り残されるシーケンス技術革新
from 日経バイオテクONLINE
(2017-4-6 8:00)
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次世代シーケンサーは米Illumina社の圧勝で終わりか? 後は、同社がいかにシーケンス試薬の値段を下げるだけが関心、という読者も多いとは推察しますが、実は次々世代シーケンシグの波が日本に押し寄せています。1細胞シーケンシングとロングリードシーケンスの最先端を本日はご紹介いたしましょう。
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AACR2017、新規膠芽腫に対する腫瘍治療電場とテモゾロミド併用の有効性を再確認、EF-14試験の最終結果
from 日経バイオテクONLINE
(2017-4-6 7:03)
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新規に診断された膠芽腫に対し、非侵襲的な治療である腫瘍治療電場(TTFields)を術後補助療法のテモゾロミドに併用すると、テモゾロミドのみの場合と比べて、無増悪生存期間(PFS)と全生存期間(OS)が有意に改善することが、フェーズIIIの前向き国際多施設共同試験(EF-14)の最終結果から示された。同試験の中間解析の結果は米国脳腫瘍学会(SNO2014)で報告され、有効性が示されており、最終結果でも確認された形となった。
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AACR2017、HER2遺伝子変異のある乳癌を含む固形癌でneratinibの抗腫瘍効果を確認
from 日経バイオテクONLINE
(2017-4-6 6:58)
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HER2遺伝子変異のある進行固形癌に対し、経口の不可逆的pan-HERチロシンキナーゼ阻害薬neratinibの単剤治療は乳癌などの癌種で抗腫瘍効果が認められることが、バスケットデザインの国際的オープンラベルフェーズ2試験SUMMITの中間解析で明らかになった。米国Memorial Sloan Kettering Cancer CenterのDavid M. Hyman氏らが、4月1日から5日まで米ワシントンで開催されているAmerican Association for Cancer Research年次集会(AACR2017)で発表した。
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AACR2017、進行トリプルネガティブ乳癌へのatezolizumab投与は奏効すれば長期生存の可能性
from 日経バイオテクONLINE
(2017-4-6 6:56)
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転移を有するトリプルネガティブ乳癌に対して抗PD-L1抗体atezolizumabを投与した場合、奏効した患者の2年OS率は100%となった。フェーズ1a試験の拡大コホートの結果で、4月1日から5日まで米ワシントンD.C.で開催されているAmerican Association for Cancer Research年次集会(AACR2017)で、英Barts Cancer InstituteのPeter Schmid氏によって発表された。
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AACR2017、既治療非小細胞肺癌へのニボルマブ投与の5年全生存率は16%、3年目からほぼ横ばい
from 日経バイオテクONLINE
(2017-4-6 6:53)
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既治療の非小細胞肺癌(NSCLC)に対してPD1抗体ニボルマブを投与した場合の5年全生存(OS)率は16%であることが、フェーズ1試験CA209-003の長期観察結果で示された。転移を有するNSCLCに対して免疫チェクポイント阻害薬を投与した最も長い観察期間の結果となる。
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健康に役立つ機能性食品、おいしさも重要なファクターに
from 日経バイオテクONLINE
(2017-4-6 6:00)
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東京大学大学院農学生命科学研究科の成川真隆助教らは、茶カテキンなどの機能性食品成分を感知する味覚受容体を同定、酢酸などの味シグナルを末梢から中枢へ伝達する仕組みの一つを見いだした。京都市で開かれた日本農芸化学会2017年度大会で、2017年3月18日に一般講演で発表した。この成果は同学会奨励賞を受賞、発表当日は受賞講演を兼ね、会場は立ち見であふれた。機能性食品の市場規模が急速に拡大しているなか、消費者に広く受け入れられるためには、おいしさや香りといった高い嗜好性も鍵になるかもしれない。商品開発の現場でも味シグナルの生理作用が重要になってきた。
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OISTが豪州機関と共同でオニヒトデのゲノム解読、Nature誌で発表
from 日経バイオテクONLINE
(2017-4-6 2:00)
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沖縄科学技術大学院大学(OIST)マリンゲノミクスユニットのKenneth W.Baughman博士課程学生と佐藤矩行教授らは、オーストラリア海洋科学研究所(AIMS)やオーストラリアThe University of Queenslandなどの研究者と共同で、オニヒトデのゲノムを解読し、オニヒトデの駆除に役立つ誘引物質の候補を同定した。Nature誌2017年4月13日号で発表する(オンライン版は英国時刻の4月5日に発表)。OISTはこの論文発表について4月3日に文部科学省、4月5日に沖縄県庁で記者会見を行った。
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ベンチャー探訪、VCが主導で設立の日本抗体医薬、ホジキンリンパ腫治療薬の開発目指す
from 日経バイオテクONLINE
(2017-4-6 1:13)
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日本抗体医薬は大和企業投資傘下のベンチャーキャピタル、DCIパートナーズが2017年2月9日に設立したばかりのベンチャー。順天堂大学医学部病理・腫瘍学講座の松岡周二助教が樹立した抗体の実用化を目指すしており、社長はDCIパートナーズの成田宏紀社長が務める。臨床入りまでは専従の従業員を置かずに外部の力を使って事業を進めていく。
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アンジェスMG、事業提携中の米Vical社と慢性B型肝炎遺伝子治療の共同開発で合意
from 日経バイオテクONLINE
(2017-4-6 0:30)
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アンジェスMGは2017年4月4日、米Vical社と慢性B型肝炎遺伝子治療薬の共同開発契約を締結したと発表した。Vical社の遺伝子導入技術で創製されたDNA断片を肝細胞内に取り込ませる治療で、現状では不可能な治癒を視野に前臨床段階から協力する。
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ベンチャー探訪、阪大発のマトリクソーム、ラミニン断片の水平展開を本格化
from 日経バイオテクONLINE
(2017-4-6 0:18)
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iPS細胞など多能性幹細胞培養向け基材としてラミニン-511E8断片「iMatrix-511」を販売するマトリクソーム(大阪府吹田市)の山本卓司社長は、2017年3月1日、本誌の取材に応じ、今後iMatrixシリーズを水平展開するなど製品ラインナップを増やす方針を明らかにした。まずは血管内皮細胞の分化誘導に使うラミニン-411E8断片「iMatrix-411」などを、2017年4月11日に発売する。
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