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RSS/ATOM 記事 (67742)

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編集長の目、一企業の不祥事で片付けてはならない化血研問題  from 日経バイオテクONLINE  (2017-9-21 8:30) 
 今号の特集では化学及血清療法研究所(化血研)を取り上げた。長年にわたり製造販売承認に違反した形で血漿分画製剤を製造し、それが発覚しないよう様々な隠蔽工作を行ってきた化血研の行為は許されるものではない。この組織をこのまま存続させては同じ問題を繰り返しかねないと、厚生労働省のトップが危惧したのは理解できる。ただ一方、化血研はメーカーとして、ワクチンや血漿分画製剤の供給責任も負う。ほぼ使う当ての無い抗毒素やワクチンなども、採算を度外視して備蓄、販売しているが、株式会社に移行すると資本の論理によって不採算事業が切り捨てられないとも限らない。昨年6月、刷新された経営陣のトップに就いた元近畿大学教授の早川堯前理事長は恐らくそう考えたのだろう。そんな前理事長の考えと、事業譲渡を求める厚労省サイドの考えが対立し、厚労省との関係を重視する現経営陣が前理事長に退任を迫ったというのが、今回の取材で判明した化血研を取り巻く状況だ。
【日経バイオテクONLINE Vol.2767】、Wmの憂鬱、日本のイノベーター、第5弾の(6、完)、中外製薬、ACE910の  from 日経バイオテクONLINE  (2017-9-21 8:00) 
いよいよ日本のイノベーター、第5弾、中外製薬の血友病Aの特効薬である2抗原特異抗体、エミシズマブ(ACE910)の完結編をお届けします。ACE910の成功の原因を、イノベーターである中外製薬研究本部探索研究部長(現中外製薬参与研究開発本部フェロー)の服部有宏氏(以後、敬称略)がどう捉えているのか?  ここからは申し訳ありませんが有料で全文をお楽しみ願います。Wmの憂鬱Premiumサイト( https://bio.nikkeibp.co.jp/wm/ )からならお得な料金(個人カード払い限定、月間500円で読み放題)で購読いただけます。以前のバックナンバーもまとめてお読みいただけます。 ※日経バイオテクONLINEの読者は、日経バイオテクONLINEのサイトから記事にアクセス願います。
英NICEガイダンス案、乳癌にフルベストラントを非推奨  from 日経バイオテクONLINE  (2017-9-21 1:27) 
 英国立医療技術評価機構(NICE)は、2017年9月1日、英AstraZeneca社の乳癌治療薬Faslodex(フルベストラント)について、英国民保健サービス(NHS)における使用を推奨しないとするガイダンス案を公表した。 同剤の英国での薬事承認は、閉経後女性のエストロゲン受容体陽性の局所進行もしくは転移乳癌である。
「今後は市販後の体制構築に入る」とサンバイオの森社長  from 日経バイオテクONLINE  (2017-9-21 1:22) 
 サンバイオは2017年9月20日、2018年1月期の第2四半期説明会を開催した。
伊藤勝彦の業界ウォッチ、Novartis社の抗IL1β抗体、カナキヌマブはどこまで大型化するか?  from 日経バイオテクONLINE  (2017-9-21 0:13) 
 スイスNovartis社の抗IL1β抗体の「イラリス」(カナキヌマブ、開発番号:ACZ885)の動脈硬化症を対象としたフェーズIII、CANTOS(The Canakinumab Anti-inflammatory Thrombosis Outcomes Study)試験(NCT01327846)の主要データが発表された。試験結果は、カナキヌマブが、心血管イベント発生率を低下させることを証明したことに加え、登録患者の癌の発生率をも抑制するという驚くべきものだった。
東北大学、腎組織の炎症抑制で腎臓病の新規治療薬の開発の可能性  from 日経バイオテクONLINE  (2017-9-21 0:00) 
 東北大学大学院医学系研究科の于磊博士研究員らは、モデルマウスを用いた実験を行い、急性腎障害時に集合管細胞に発現されている転写因子GATA2がサイトカインの放出を促し、(1)組織の損傷を促進すること、(2)アントラキノン系の癌治療薬として知られるミトキサントロンがGATA2の発現を強力に抑制すること――を明らかにした。腎臓病治療に結びつくと期待される結果は、Molecular and Cellular Biology誌電子版に2017年8月14日に報告された。
がん研究会野田氏、「Indel変異多い腫瘍でチェックポイント阻害薬が効きやすい可能性」  from 日経バイオテクONLINE  (2017-9-21 0:00) 
 がん研究会は、2017年9月15日、記者懇談会を開催し、野田哲生研究本部長が「がんプレジション医療の現状と今後」と題して講演を行った。挿入・欠失(Indel)変異によりネオ抗原を生成している腫瘍の方が、チェックポイント阻害薬の感受性が高い可能性を紹介した。また、野田研究本部長らが、腫瘍のIndel変異からネオ抗原を予測する方法を開発したことを説明した。
ノーベル賞の有力候補にPI3Kシグナル伝達やヘルペスウイルス  from 日経バイオテクONLINE  (2017-9-20 23:16) 
 米Clarivate Analytics社は2017年9月20日、引用栄誉賞を発表した。六本木にて同日14時から開催した記者説明会の名称は「ノーベル賞有力候補者発表」。というのも、論文の被引用数を解析するという同社オリジナルの手法が、結果的にノーベル賞を高確率で予測できているという実績があるからだ。ノーベル賞の発表は10月2日の生理学・医学賞から始まる。
癌薬物療法の全生存期間と無増悪生存期間との“乖離(かいり)”はなぜ起こるのか  from 日経バイオテクONLINE  (2017-9-20 8:00) 
 癌の治療法の価値を計る尺度には様々なものが考案されています。最も重視される尺度が、状態はともかく何年生きたのかという全生存期間(Overall Survival ;OS)です。加えて、病勢の進行を止めた期間を示す無増悪生存期間(Progression Free Survival ;PFS)もよく使われます。  最も単純かつ強力な尺度はOSです。しかしOSの評価には時間がかかるケースも多く、その場合はまずPFSで評価されて、その治療法の力が吟味されることが普通です。これはPFSがOSの予測値を反映するという期待も込められてのことです。しかし、実際にはPFSは良かったが、OSでは既存の治療法と差がつかなかったということが往々にしてあります。  第21回浜松オンコロジーフォーラム(2017年9月16日)では、乳癌の細胞周期阻害薬(サイクリン依存性リン酸化酵素4/6阻害薬;CDK4/6阻害薬)の臨床試験の結果を基に、この問題が取り上げられました。
Halozyme社、Roche社やBMS社と薬剤送達技術の提携契約を締結  from 日経バイオテクONLINE  (2017-9-20 0:00) 
 米Halozyme Therapeutics社は、2017年9月14日、「ENHANZE」薬剤送達技術をスイスRoche社にライセンスすると発表した。これとは別に同日、Halozyme社は、Bristol-Myers Squibb(BMS)社ともENHANZE技術に関する5年間の世界的協力・ライセンス契約を締結したことを明らかにした。



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