業界こぼれ話、20年変わらない研究者とベンチャーの問題
from 日経バイオテクONLINE
(2017-5-29 0:40)
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日経バイオテク編集部では、6月の『バイオベンチャー大全』の発刊に向けて、編集作業を進めている。その取材中、複数のベンチャー経営者から創業技術を提供した研究者との距離感について悩む声を聞いた。
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業界こぼれ話、Novartis社の研究所は“オープン”だった
from 日経バイオテクONLINE
(2017-5-29 0:39)
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2017年5月、米国マサチューセッツ州ケンブリッジにあるスイスNovartis社のノバルティスバイオメディカル研究所(Novartis Institute for BioMedical Research:NIBR)を取材する機会を得た。NIBRは、Novartis社の創薬研究部門であり、世界にある複数の拠点で約6000人の研究者が創薬研究に従事している。2002年にケンブリッジに設けられた拠点はNIBRの本部に当たり、同社の創薬研究の中枢といっても過言ではない。
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World Trend米国、VCの米バイオファーマ業界への投資は2017年も好調と予想
from 日経バイオテクONLINE
(2017-5-29 0:38)
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米Silicon Valley Bank社は毎年、米国のヘルスケア業界への投資などに関するデータを発表している。今回は、この中のベンチャーキャピタル(VC)に関する2016年のデータを中心に、ここ数年の業界のトレンドについて触れようと思う。2016年のヘルスケア業界におけるVC投資額を見ると、記録的なブームとなった2015年の$15.1B(約1兆6710億円)には及ばないものの、年間投資額が計$12.2B(約1兆3368億円)と他の年を大きく上回り、勢いが続いていることが分かる。内訳は、バイオファーマが$8.3 B(約8900億円)、デバイスが$3.9 B(約4500億円)となっている。投資の多くが、バイオ技術を利用して医薬品を開発するバイオファーマに集中し、デバイスや診断関連技術への投資が苦戦しているトレンドは、2017年でも続いている。現に米国の大手ヘルスケアファンドで、デバイスや診断への投資から手を引いたファンドは多数ある(私が所属している米MPM Capitalもこの1つである)。
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検証 企業価値、試される「ライセンス力」(ナノキャリア)
from 日経バイオテクONLINE
(2017-5-29 0:36)
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ナノキャリアが投資回収期を迎えようとしている。主力開発品NC-6004(シスプラチンミセル)の欧米でのフェーズIIの患者登録完了を2017年秋に予定しており、その結果をもって製薬会社へ導出したい考えだ。大型契約を目指しており、実現すれば黒字化の道筋が見えてくる。
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バイオイメージング最前線(第20回)、カーボンナノチューブで、褐色脂肪を近赤外光撮影
from 日経バイオテクONLINE
(2017-5-29 0:35)
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脂肪細胞には、白色脂肪細胞と褐色脂肪細胞[1, 2]の2種類があり、さらに、その中間的な形態と機能を持つベージュ細胞[3, 4]がある。褐色脂肪細胞は、細胞質に多数の小さな脂肪滴とひだ状のクリステの発達した豊富なミトコンドリアを持ち、脂肪滴中の中性脂肪を燃焼して体熱の産生に寄与する[1, 5]。
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審査報告書を読む、「リグロス歯科用液キット」トラフェルミン(遺伝子組換え)
from 日経バイオテクONLINE
(2017-5-29 0:34)
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2016年9月28日、科研製薬は、「リグロス歯科用液キット」(トラフェルミン(遺伝子組換え))の製造販売承認を取得した。トラフェルミンは「歯周炎による歯槽骨の欠損」を効能・効果、「歯肉剥離掻爬手術時に歯槽骨欠損部を満たす量を塗布する」を用法・用量とする医薬品で、有効成分はトラフェルミンである。
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研究室探訪(第14回)、肥満がT細胞を老化させる、生活習慣病の原因を究明
from 日経バイオテクONLINE
(2017-5-29 0:33)
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ビビビッ!ときたー。
慶應義塾大学医学部循環器内科の佐野元昭准教授(診療副部長・水素ガス治療開発センター長)が京都大学医学部の湊長博教授(現、副学長)の講演を最初に聞いたときの感触だ。一般的に加齢に伴って免疫能は低下し、過剰な炎症反応が起こることが知られている。
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キーパーソンインタビュー、クインタイルズ・トランスナショナル・ジャパン品川丈太郎臨床開発事業本部長に
from 日経バイオテクONLINE
(2017-5-29 0:32)
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2016年10月、医薬品開発受託機関(CRO)世界最大手で、かつ医薬品販売業務受託機関(CSO)も手掛ける米Quintiles Transnational Holdings社と、医療情報を提供する米IMS Health Holdings社が合併して米QuintilesIMS社となった。日本では、まだクインタイルズ・トランスナショナル・ジャパン(クインタイルズ)とアイ・エム・エス・ジャパン(IMS)の2つの法人が残るが、事業での連携は始まっている。クインタイルズでCRO部門を統括する品川丈太郎臨床開発事業本部長に話を聞いた。
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特集、世界の医薬品売上高ランキング(2016年)
from 日経バイオテクONLINE
(2017-5-29 0:31)
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2016年1年間に世界全体での売上高が20億ドル以上の医療用医薬品のランキングを作成した(表1)。対象品目は2015年から4品目増えて51品目となり、うち22品目が生物学的製剤だった。各製品の売上高は、国内外の製薬各社の年次報告書(annual report)、決算報告書のデータを基に集計した。ドル以外の通貨で発表されている売上高については、それぞれの通貨の年間平均為替レート―2016年は1ユーロ=1.107ドル、1ポンド=1.355ドル、1スイスフラン(CHF)=1.015ドル、100円=0.928ドル、1デンマーククローネ(DKK)=0.149ドル―を用いてドルに換算して比較した。
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政府のゲノム医療実現推進協議会、遺伝子関連検査の医療実装の進捗を報告
from 日経バイオテクONLINE
(2017-5-29 0:30)
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政府のゲノム医療実現推進協議会が2017年5月25日開催され、内閣官房健康医療戦略室が医療実装に向けて課題となっていることについて、現在の取組状況を報告した。前回の協議会では、研究開発に焦点を当てた報告がなされた。
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