英国の官民共同プロジェクト、「創薬世界一」を目指すためにR&D拠点新設を要求
from 日経バイオテクONLINE
(2017-9-11 0:00)
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英国の官民共同プロジェクトである医薬品産業パートナーシップ(Medicines Manufacturing Industry Partnership: MMIP)は、英国政府に英国内に新規に医薬品製造のための研究開発拠点(Center of Excellence)を3カ所新設し、同時に既設の1カ所を強化することで、英国を創薬の世界ナンバー1の拠点とすることを求める報告書を提出した。英国製薬工業協会(ABPI)が、2017年8月23日に発表した。
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Adherium社、吸入治療管理用のモニタリング機器がFDAから承認取得
from 日経バイオテクONLINE
(2017-9-11 0:00)
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オーストラリアAdherium社は2017年9月1日、英AstraZeneca社の吸入治療薬「Symbicort」の服薬管理に利用するモニタリングデバイス「Smart Touch for Symbicort」について、米食品医薬品局(FDA)の510(K)認証を取得したと発表した。喘息や慢性閉塞性肺疾患(COPD)の治療薬として広く用いられている定量噴霧式吸入薬「Symbicort」に装着して使用する。Adherium社が米国で取得した510(K)はこれで3つ目。欧州、カナダ、オーストラリア、中国、シンガポール、およびニュージーランドでは既に医療機器認証を取得済みだ。
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名大、島津、“直接・迅速メタボローム解析法”でマウス脳を解析
from 日経バイオテクONLINE
(2017-9-11 0:00)
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名古屋大学若手新分野創成研究ユニット “in vivoリアルタイム・オミクス研究室”(名古屋大学 高等研究院)として活動を行っている名古屋大学大学院医学系研究科法医・生命倫理学の財津桂准教授と同医療技術学専攻病態解析学の林由美助教および島津製作所のグループが、超微細針(鍼灸針)を用いたイオン化法とタンデム質量分析を組み合わせた新規質量分析法(PESI/MS/MS)で、マウス脳内の内因性代謝物(メタボライト)の直接分析に成功した。PESI/MS/MSを使用すれば、脳の局所のメタボライトを前処理せずに、しかも生きた状態で観察することができるという。
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【日経バイオテクONLINE Vol.2759】、FDA長官が幹細胞治療に関して声明を発表
from 日経バイオテクONLINE
(2017-9-8 8:00)
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米食品医薬品局(FDA)は、2017年8月28日、フロリダ州とカリフォルニア州の幹細胞クリニックと幹細胞の製造施設を査察し、警告書を出したと発表しました。同施設は、FDAの承認を得ていない幹細胞の治療を提供しており、製造過程でGMPの要件を満たしていなかったことが理由です。FDAは同日、Scott Gottlieb長官からの声明も併せて発表しており、複数の海外のメディアでも報道されて話題となっていました。
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【機能性食品 Vol.302】、 花王がクロロゲン酸「ヘルシア」でW機能のトクホ
from 日経バイオテクONLINE
(2017-9-8 7:51)
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まずは、恒例の機能性表示食品のアップデイトを報告します。ここ1週間では9月1日(金)、9月5日(火)、9月7日(木)に更新されまして、2017年度のCシリーズはC162まで届け出されました。この1週間で11件増えました。
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特集連動◎国内の核酸医薬の研究開発状況、理研Carninci氏、蛋白質の翻訳促進する新規核酸医薬の基盤を開発
from 日経バイオテクONLINE
(2017-9-8 0:24)
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理化学研究所ライフサイエンス技術基盤研究センター機能性ゲノム解析部門のPiero Carninci部門長は、蛋白質をコードしていない非コード(nc)RNAの中から独自に見出した特別なクラスのアンチセンス「SINEUP」を用いて、蛋白質の翻訳を促進する、新たな核酸医薬の基盤技術を開発している。2011年12月には、同核酸医薬の実用化を目指し、配列設計や動物実験を受託するベンチャー企業も立ち上げた。開発の経緯やSINEUPの可能性について、2017年7月24日、Carninci部門長が本誌の取材に応じた(関連特集)。
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Cellectis社、FDAが他家CART療法UCART123の臨床試験を差し止め
from 日経バイオテクONLINE
(2017-9-8 0:05)
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フランスCellectis社は、2017年9月4日、米食品医薬品局(FDA)から、急性骨髄性白血病(AML)患者と芽球形質細胞様樹状細胞腫瘍(BPDCN)患者を対象に進行中だった、UCART123に関するフェーズIの2件に対する差し止め通告を受けたと発表した。
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Biogen社、抗Aβ抗体によるアミロイド斑減少を最長3年まで検証
from 日経バイオテクONLINE
(2017-9-8 0:02)
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米Biogen社は2017年8月28日、早期アルツハイマー病治療薬候補aducanumab(BIIB037)のフェーズIb長期継続投与試験(PRIME、NCT01677572)の最新データを発表した。治療期間が最長36カ月の安全性と有効性のデータは、以前に報告されている中間解析結果(関連記事1)と一貫していることが確認され、日本も参加している国際共同フェーズIII(ENGAGE、EMERGE)の試験デザインの妥当性が示された(関連記事2)。
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東大と京大、東日本大震災による遺伝的多様性のかく乱をSSRマーカーで解析
from 日経バイオテクONLINE
(2017-9-8 0:00)
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東京大学大学院総合文化研究科の大林夏湖学術研究員(京都大学生態学研究センター研究員を兼任)と京都大の程木義邦特定准教授、東京大の嶋田正和教授らは、2011年3月の東日本大震災の津波により、津波前の準絶滅危惧植物が生育していた砂州が消失したが、代わりに近傍に形成された新たな砂州に遺伝的に多様性の高い個体群が出現したことを発見した。Scientific Reports誌にて2017年9月7日に論文発表した。論文の他の共著者は、国立環境研究所の今藤夏子主任研究員と島根大学エスチュアリー研究センターの國井秀伸客員教授だ。
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パラミロン研究会が活動開始、9月12日に生物工学会でランチョン
from 日経バイオテクONLINE
(2017-9-8 0:00)
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ユーグレナ(ミドリムシ)の多糖パラミロンの機能研究を推進するパラミロン研究会が2017年9月7日、活動方針などを都内で開催の記者会見にて発表した。パラミロンは、ユーグレナが体内に蓄積する不溶性のβ1,4グルカン。会長を務めている早稲田大学ナノ・ライフ創新研究機構規範科学総合研究所ヘルスフード科学部門の矢澤一良研究院教授と、副会長を務めている大妻女子大学家政学部長の青江誠一郎教授が説明を行った。
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