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RSS/ATOM 記事 (67258)
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パイプライン研究、多発性骨髄腫治療薬
from 日経バイオテクONLINE
(2017-10-9 0:34)
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多発性骨髄腫(Multiple Myeloma:MM)は、形質細胞の癌である。形質細胞は白血球の一種であるB細胞から分化し、抗体の産生を担っている。その形質細胞が癌化して骨髄腫細胞になると、骨髄の中で増加し、異常免疫グロブリンであるM蛋白質を産生し続ける。
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若手研究者の肖像(第30回)、東京大学大学院薬学系研究科 薬品作用学教室 小山隆太 准教授
from 日経バイオテクONLINE
(2017-10-9 0:33)
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幼児や小児の発熱中に起こる熱性痙攣のうち、複雑型のものの経験者は、将来側頭葉てんかんを発症する可能性が高まることが臨床上知られてきた。東京大学薬学系研究科薬品作用学教室の小山隆太准教授は、ラットを用いて、熱性痙攣が脳内の海馬の顆粒細胞の移動をかく乱し、顆粒細胞を不適切な場所に散在させることが将来のてんかん発症につながることを発見。その原因が神経伝達物質であるGABAによる神経興奮性作用と、この作用を担うNKCC1共輸送体にあることを突き止めて、2012年にNature Medicine誌に掲載された。NKCC1共輸送体を阻害するブメタニドが治療薬となる可能性のあることも指摘。脳にどのように医薬品を到達させるかという問題は残るものの、欧米で開発も進む。「てんかんが起こるのを早期に止める。それができるのは生物学者や、薬学者。自己満足な研究ではなく、困っている人を助ける研究を行いたい」と小山は話す。
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リポート、創薬で用いられ始めた人工知能
from 日経バイオテクONLINE
(2017-10-9 0:32)
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人工知能(AI)を活用した創薬に対する関心が高まっている。医薬品開発の成功確率は年々下がっており、それに伴って開発コストが高騰している。一方で、世界的に医療費の抑制も課題となっており、高額な薬剤価格が受け入れられ続けるとは考えにくい。そんな中、AIを活用することで効率的にヒット化合物を手に入れることができ、実際に実験などを行わなくても効率的に情報を入手できる可能性がある他、治験の成功確率を上げられる可能性があるのではないか、ひいては創薬を安価かつ短期間で開発できるのではないかとの期待が集まっているというわけだ。
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特集、抗体医薬の受託製造ビジネス
from 日経バイオテクONLINE
(2017-10-9 0:31)
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世界的に抗体医薬の製造量が増加する中、製薬企業から委託されてバイオ医薬品を生産する製造受託機関(CMO)や開発・製造受託機関(CDMO)の市場が活況を呈している。シード・プランニングによれば、2016年のCDMOの市場は37億ドル(約4200億円)。「2020年までに平均8%の割合で伸長するといわれている」と富士フイルム傘下でCDMOの米・英FUJIFILM Diosynth Biotechnologies社のSteve Bagshaw最高経営責任者(CEO)は話す。
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編集長の目、ノーベル生理学・医学賞は概日リズムの研究者に
from 日経バイオテクONLINE
(2017-10-9 0:30)
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10月2日からノーベル賞の受賞者の発表が始まった。今号が読者の手元に届いている頃には、経済学賞を除いて発表済みと思われるが、本稿執筆時点では生理学・医学賞が発表されたのみ。受賞者は概日リズムの制御機構を解明した3人の米国人研究者で、時計遺伝子の1つであるperiod遺伝子をクローニングした成果を1984年に発表している。体内時計の乱れは不眠などにつながることが知られており、時計遺伝子の発現の制御が、体調や生理機能の改善などにつながる可能性がある。
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Novartis社、CDK4/6阻害薬ribociclibの乳癌への日本での開発が中止
from 日経バイオテクONLINE
(2017-10-6 14:00)
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スイスNovartis社がホルモン受容体陽性HER2陰性進行乳癌を対象に開発していたCDK4/6阻害薬ribociclib(開発番号:LEE011)の日本での開発中止が決まった。
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【機能性食品 Vol.306】、ノーベル賞と食品の機能性研究、味の素カプシエイトや大塚製薬βグルカン
from 日経バイオテクONLINE
(2017-10-6 8:30)
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まずは、恒例の機能性表示食品のアップデイトです。この1週間では2017年9月29日(金)と10月3日(火)、10月4日(水)の3回、更新がありました。2017年度のCシリーズは、C181までの届け出受理が公表されました。今回増えた4件には、新しい機能性関与成分は特には無いかと思います。
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ノーベル賞のクライオ電顕、「3年前にざわついたが今年の受賞とは」と名大の藤吉博士
from 日経バイオテクONLINE
(2017-10-6 8:00)
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「クライオ電子顕微鏡でノーベル化学賞を受賞することが決まった受賞者3人は、まさに第一線の研究者といえるのでは」。クライオ電顕の日本の第一人者である名古屋大学細胞生理学研究センター(CeSPI)日本電子構造生物学研究部門客員教授の藤吉好則理学博士は2017年10月5日、受賞が決まった3人の主な業績について解説した。
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シリコンバレー創薬騒動(第32回)、最先端 = 誰もやらないこと、とは限らない
from 日経バイオテクONLINE
(2017-10-6 8:00)
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他人がやらないことをやれ、ナンバーワンよりオンリーワン、レッドオーシャンよりもブルーオーシャン、などとよく言われます。これらの言葉は、他人や他の組織から自分や自社あるいは自分のラボを差別化することが、個人のキャリアやビジネス、あるいは学問/研究の世界では重要だという文脈で使われます。
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【日経バイオテクONLINE Vol.2778】、「十分なエビデンスが無い」の声にどう応えていくか
from 日経バイオテクONLINE
(2017-10-6 8:00)
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癌免疫細胞療法の周辺がざわついています。加藤勝信厚生労働大臣が10月3日の定例記者会見で、癌免疫療法について、「未だ十分に科学的根拠が蓄積されていないものもある」と発言。10月4日に開催された、がん診療連携拠点病院等の指定要件に関するワーキンググループでも、がん診療連携拠点病院の指定要件に関して、免疫療法をどう扱うかの議論が始まっています。さらには、改正医療法の施行に伴って医療機関の広告が見直されており、自由診療の広告に対する締め付けはきつくなりそうです。
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