Merck社、ペムブロリズマブを胃癌患者らに第2選択薬として用いたPIIIでエンドポイント達成できず
from 日経バイオテクONLINE
(2017-12-22 8:00)
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米Merck社は、2017年12月14日、ペムブロリズマブのフェーズIIIピボタル試験KEYNOTE-061で、主要エンドポイントを達成できなかったと発表した。061試験は、オープンラベルの無作為化フェーズIIIで、パクリタキセルおよびフッ化ピリミジンが第一選択として併用されたが、その後に進行を見た、胃または食道胃接合部の進行した腺癌の患者592人を登録し、1対1で、ペンブロリズマブ(200mgを3週間隔で静注)、または、パクリタキセル(80mg/平方メートルを28日サイクルの1日目、8日目、15日目に静注)に割り付けて、単剤投与したもの。
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理研田中ユニットリーダーら、1細胞解析用アガロース微細構造体を開発
from 日経バイオテクONLINE
(2017-12-22 8:00)
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理化学研究所生命システム研究センターの一細胞遺伝子発現動態研究ユニットの谷口雄一ユニットリーダー、集積バイオデバイス研究ユニットの田中陽ユニットリーダーらの共同研究チームは、遺伝子発現や細胞分裂速度などの細胞個性を1細胞ごとにハイスループット解析する微細構造体を作製し、大腸菌の増殖を細胞個別に測定することに成功した。本研究成果は、2017年12月21日のScientific Reportsオンライン版に掲載された。
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JSR、PDXマウス構築に強みを持つ海外ベンチャー企業を買収
from 日経バイオテクONLINE
(2017-12-21 8:00)
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JSRは、2017年12月20日、非臨床の医薬品開発受託機関(CRO)である英Crown Bioscience International社を買収して完全子会社にすると発表し、同日、都内で記者会見を開催。Crown社は、免疫不全マウスに、患者の癌組織を移植したPatient derived tumor xenograft(PDX)マウスの構築に強みを持つ。買収額は約440億円だ。
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日系デジタルヘルスより、塩野義製薬がデジタル化加速を宣言、AIも積極活用
from 日経バイオテクONLINE
(2017-12-21 8:00)
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「創薬は非常に効率の悪いビジネス。デジタルやAI(人工知能)の活用もまだまだ遅れている。デジタル変革を今やらなければ間に合わない」――。塩野義製薬と同社傘下のシオノギデジタルサイエンスは2017年12月12日、基幹業務システムのアウトソーシングやデジタル人材育成を柱とする戦略的プロジェクト契約をアクセンチュアと締結した。同日の発表会に登壇した塩野義製薬 取締役 上席執行役員の澤田拓子氏は、提携の背景にあるデジタル化の遅れに対する危機感を隠さなかった。
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日健総本社の初の機能性表示食品は自社素材、1月発売へ
from 日経バイオテクONLINE
(2017-12-21 8:00)
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日健総本社(岐阜県羽島市)は、同社初の機能性表示食品「藻類DHAカプセル」(届出番号:C282、届出日:2017年10月27日)を、2018年1月11日に販売開始する。
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画像処理ソフトのイノテック、間葉系幹細胞の品質管理システム製品化へ
from 日経バイオテクONLINE
(2017-12-21 8:00)
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産業向けのソフトウエアの開発を手掛けるイノテック(広島市南区、伊藤賢治社長)は、名古屋大学大学院創薬科学研究科の加藤竜司准教授らの研究グループと共同で、臨床用の細胞を破壊することなく品質管理できるソフト(クラウドシステム)の「AiCELLEX(アイセレックス)」の製品化を進めている。製品化に向けて同社は2017年11月20日、骨髄から採取した超高純度ヒト間葉系幹細胞(Rapidly Expanding Cells:REC)の研究開発を手掛ける島根大学発ベンチャーのPuREC(島根県出雲市、小林祥泰社長)と事業提携を行った。
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中医協、薬価制度の抜本改革を承認、新薬創出加算対象は大幅減へ
from 日経バイオテクONLINE
(2017-12-21 8:00)
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厚生労働省は、2017年12月20日、中央社会保険医療協議会(中医協)総会を開催。2018年度診療報酬改定に向け、中医協薬価専門部会で検討が進められてきた「薬価制度の抜本改革にかかる骨子」について、承認した。これに対して複数の業界団体は同日、抜本改革を批判する緊急声明を相次いで発表した。
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AOU研究会、2018年度から「抗酸化機能研究会」へ
from 日経バイオテクONLINE
(2017-12-21 8:00)
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食品の抗酸化力に対する統一指標の確立と表示の普及を進めているAntioxidant Unit(AOU)研究会が、2018年度から名称を「抗酸化機能研究会」に変更する。2017年11月20日、虎ノ門ヒルズ(東京・港)で開かれた第11回AOU研究会の冒頭で、理事長の大澤俊彦・愛知学院大学客員教授/名古屋大学名誉教授が発表した。新研究会は、シンポジウム形式で産学連携を加速させる。
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【日経バイオテクONLINE Vol.2829】、Wmの憂鬱、米国で初の遺伝子治療認可、AAVベクター旋風始まる
from 日経バイオテクONLINE
(2017-12-21 8:00)
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米食品医薬品局(FDA)もやるものです。2017年12月19日に、米国初の遺伝子治療薬を認可しました。クリスマスシーズンの最高のプレゼントとなりました。欧州では既に4つの遺伝子治療薬が認可されています。ようやく、米国でも遺伝子治療実用化時代が開幕したのです。しかも、この遺伝子治療は患者の視覚を回復する治療効果があります。再生医療は遺伝子治療という強力なライバルを意識して、開発計画を練り直さなくてはなりません。
ここからは申し訳ありませんが有料で全文をお楽しみ願います。Wmの憂鬱Premiumサイト( https://bio.nikkeibp.co.jp/wm/ )からならお得な料金(個人カード払い限定、月間500円で読み放題)で購読いただけます。以前のバックナンバーもまとめてお読みいただけます。
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米BMS社、英PsiOxus社から導入した腫瘍溶解性ウイルスを欧州で臨床試験へ
from 日経バイオテクONLINE
(2017-12-21 8:00)
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英PsiOxus Therapeutics社は、2017年12月12日、固形癌を対象とする、腫瘍溶解性ウイルスNG-348に関する臨床試験実施申請(CTA)が欧州で承認され、米Bristol-Myers Squibb(BMS)社から1500万ドルの成果達成報酬を得る見込みだと発表した(関連記事)。
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