日本イーライリリー、EXPEDITION3試験の解析結果を認知症学会で発表へ
from 日経バイオテクONLINE
(2017-11-22 8:00)
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日本イーライリリー、米Eli Lilly社、米Avid Radiopharmaceuticals社、米Columbia大学のグループは、2017年11月24日から石川県・金沢市で開催される第36回日本認知症学会学術集会でアルツハイマー病治療用抗体薬のフェーズ3であるEXPEDITION3の詳細な解析結果を報告する。抗体薬ソラネズマブとプラセボとを比較したこの試験では、主要評価項目である認知機能低下における抑制効果は認められなかったものの、バイオマーカーやアミロイドPETなどを評価に加え、現在に至るアルツハイマー病治療薬の臨床開発の標準を作った試験であり、その詳細な解析結果の公表が待たれていた。
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Nature誌、表皮水疱症対象に自家遺伝子導入表皮シートの治療結果を掲載
from 日経バイオテクONLINE
(2017-11-22 8:00)
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ドイツRuhr大学のTobias Hirsch氏らは、極めて重症の接合部型表皮水疱症(JEB)の小児患者に残っていた健康な表皮を採取し、正常な表皮の形成に欠かせないLAMB3遺伝子を導入して培養、皮膚シートを作製し、3回の移植手術を行って患者の全身の約8割をカバーした。移植した皮膚に対し、複数回生検を行ったところ、8カ月後の時点で、構成する細胞のほとんどが、導入された遺伝子を保有し、自己複製能を有する、寿命の長い幹細胞と表皮前駆細胞になっていた。画期的な治療の詳細は、Nature誌電子版に2017年11月8日に報告された。
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Sangamo社、in vivoゲノム編集療法のPI/IIで患者への治療を開始
from 日経バイオテクONLINE
(2017-11-22 8:00)
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米Sangamo Therapeutics社は、2017年11月15日、ムコ多糖症II型(MPS II;ハンター症候群とも言う)の成人患者に同社のin vivoゲノム編集療法SB-913を単回投与する多施設フェーズI/II試験CHAMPIONSにおいて、最初の患者に治療を実施したと発表した。
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【日経バイオテクONLINE Vol.2809】、精密医療で思い出したある外科医の先生の話
from 日経バイオテクONLINE
(2017-11-22 8:00)
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みなさん、おはようございます。日経バイオテク副編集長の久保田です。日本のゲノム医療の現状をまとめた最新号の特集はお読みいただけましたでしょうか。来週半ばまで、特集連動の記事を連日掲載しますので、ぜひ日経バイオテクONLINEをチェックしてみてください。
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リボミック、日米の臨床試験の詳細を明らかに
from 日経バイオテクONLINE
(2017-11-22 8:00)
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東京大学発ベンチャー企業でアプタマーのベンチャー企業、リボミック(東京・港区)が同社主導で臨床研究を開始する。同社はアプタマーをベースの医薬品や工業製品の開発を指向するベンチャー企業。標的蛋白質に応じたアプタマーを設計し、基礎的なデータとともに大手企業にライセンスしてきた。「ヒトで機能する明確な証拠を求める大手企業の要求が想像以上に強く、自ら早期の臨床試験を行い、コンセプトの証明(POC)に乗り出すことに今年(2017年)、社の方針を転換した」と同社の中村義一代表取締役社長(東京大学名誉教授)は語っている。
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慶應大、抗癌幹細胞薬のPEG化剤を開発
from 日経バイオテクONLINE
(2017-11-22 8:00)
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慶應義塾大学医学部・先端医科学研究所遺伝子制御研究部門の佐谷秀行教授は、抗癌幹細胞薬として開発が進むスルファサラジン(SSZ)の水溶性を高めるために、東京工業大学と共同で、ポリエチレングリコール(PEG)で修飾した新規薬剤を開発した。PEG化によって、注射剤化してSSZの課題である消化器症状の回避が目的。同時に、特許が切れたSSZに新たな特許性を賦与することも狙う。SSZについては、九州大学のグループが進行肺癌の1次治療に使用したフェーズI医師主導治験を行い、治療薬として有望な成果を2017年9月に報告したばかり。SSZのPEG化製剤はドラッグリポジショニングの試金石にもなりそうだ。
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特集連動◎どうなる日本版の癌ゲノム医療、シスメックス辻本氏、「日本なりの癌ゲノム医療の在り方必要」
from 日経バイオテクONLINE
(2017-11-22 8:00)
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シスメックスは、国立がん研究センターで開発された「NCCオンコパネル」を用いたパネル検査(癌クリニカルシーケンス検査)の承認取得を目指し、開発を進めている。同パネル検査は、厚生労働省の先駆け審査指定制度の指定品目となっており、国内で初めて承認、保険適用されるパネルになると見られている。現在の開発状況などについて、2017年11月9日、同社技術戦略本部の辻本研二本部長が、本誌の取材に応じた(関連特集)。
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【日経バイオテクONLINE Vol.2808】、Wmの憂鬱、再生医療のアキレス腱に国産化ののろし
from 日経バイオテクONLINE
(2017-11-21 13:00)
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さて、許認可システムでは世界の先頭をリードする我が国の再生医療ですが、皆さんは我が国の再生医療のアキレス腱をご存じでしょうか? 今まで海外依存でコストも高く、なかなか円滑に商品化を進められなかったこのアキレス腱にも、やっと国産化の産声が上がりました。
ここからは申し訳ありませんが有料で全文をお楽しみ願います。Wmの憂鬱Premiumサイト( https://bio.nikkeibp.co.jp/wm/ )からならお得な料金(個人カード払い限定、月間500円で読み放題)で購読いただけます。以前のバックナンバーもまとめてお読みいただけます。
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日経デジタルヘルスより、西陣織の技法使ったウエアラブル電極布、一般医療機器として届出
from 日経バイオテクONLINE
(2017-11-21 8:00)
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帝人フロンティアは2017年11月16日、12誘導心電の計測が可能なウエアラブル電極布を一般医療機器(クラス?)としてPMDA(医薬品医療機器総合機構)に届出を行うと発表した。「テクノセンサーER」の製品名で、2018年春に販売を開始する。
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再生誘導医薬のジェノミックス、第三者割当増資で総額10億円を調達
from 日経バイオテクONLINE
(2017-11-21 8:00)
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ジェノミックス(大阪府茨木市、金崎努社長)は2017年11月17日、第三者割当増資で総額10億円の資金調達を実施したことを発表した。同社は、骨髄由来幹細胞を活性化させて末梢血の循環を介して患部に集積させることで、損傷した組織の治癒と再生を促進させる再生誘導医薬の研究開発を手掛けている。
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