ベンチャー探訪、メディギア、腫瘍だけ封じ込めるナノデバイスを開発、2020年に臨床へ
from 日経バイオテクONLINE
(2018-6-8 8:00)
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東京工業大学発のバイオベンチャー企業であるメディギア・インターナショナル(横浜市緑区・田中武雄社長)は、腫瘍だけを封止して撃退するナノデバイス技術を開発している。田中社長は工学部出身で、元は神戸製鋼所の研究者だった。60歳を過ぎてから大学院の博士課程で学び直し、バイオベンチャー企業を立ち上げた異色の経歴の持ち主だ。
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【日経バイオテクONLINE Vol.2940】、大リストラモードの製薬業界、誰が「終わった人」と決めるのか
from 日経バイオテクONLINE
(2018-6-8 8:00)
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おはようございます。日経バイオテクで副編集長をしております坂田亮太郎です。作家、内館牧子氏の小説『終わった人』を原作とする映画が明日(6月9日)から全国で公開されます。「定年って生前葬だな…」という刺激的なキャッチコピーをご記憶の方も多いでしょうが、定年を迎えた元エリートサラリーマンが第2の人生で悪戦苦闘するもようがかなり「残酷」に描かれた作品です。製薬業界では今後、大規模なリストラが予想されています。定年を迎えることもできずに「終わった人」として社外に放り出される人が大量に発生するわけですが、最近「終わった」とはどういうことかを考えさせられる方に会ったので、ご紹介したいと思います。
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【機能性食品 Vol.338】、オリゴ糖も対象の2018年度Dシリーズ始まる、規制改革推進第3次答申に「カルタヘナ
from 日経バイオテクONLINE
(2018-6-8 8:00)
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まずは、恒例の保健機能食品のアップデイト情報です。
機能性表示食品については、この1週間では、2018年6月1日(金)に1件(届出番号:D1)、6月6日(水)に1件 (届出番号:D2)の合計2件を、消費者庁が機能性表示食品の届出情報を公表しました。有効な機能性表示食品の届け出は1326件程度になったかと思います。新しい機能性関与成分の届け出は特には無いようです。
届出番号の冒頭のアルファベットが、これまで1年間「C」だったのが、「D」に変わったのは、2018年6月1日公表分から、届出日が「2018年4月1日」以降になったためです。
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ASCO2018、ER陽性PIK3CA変異陽性の進行乳癌患者のPFSがPI3K阻害薬taselisibで延長
from 日経バイオテクONLINE
(2018-6-7 8:00)
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エストロゲン受容体(ER)陽性、PIK3CA遺伝子変異(PIK3CA変異)を有する進行乳癌患者に対し、フルベストラントとの併用において、PI3K阻害薬taselisib(GDC-0032)はプラセボと比べて無増悪生存期間(PFS)を有意に延長することが、フェーズ3のSANDPIPER試験の主要解析から示された。6月1日から5日まで米国シカゴで開催された米国臨床腫瘍学会(ASCO2018)で、米国Memorial Sloan Kettering Cancer CenterのJose Baselga氏が発表した。
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米FDA、無虹彩症に対して初の人工虹彩を承認
from 日経バイオテクONLINE
(2018-6-7 8:00)
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米食品医薬品局(FDA)は、2018年5月30日、独HumanOptics AG社が開発した先天性無虹彩症に対する世界初の人工虹彩「CustomFlex Artificial Iris」を承認した。
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米GRAIL社、開発中の肺癌を早期診断するリキッドバイオプシーについてデータ公表
from 日経バイオテクONLINE
(2018-6-7 8:00)
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米GRAIL社によれば、肺癌の早期発見を目指して同社が開発している、血中の無細胞血漿DNA(cfDNA)に含まれる肺癌由来遺伝子変異を、次世代シーケンサー(NGS)で検出する3通りのリキッドバイオプシーに関して、その精度を検討した米Dana Farber癌研究所のGeoffrey R. Oxnard氏らが、2018年6月4日、検討結果を米国臨床腫瘍学会(ASCO2018)で発表した。
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バイエル、ベンチャー支援のインキュベーションラボを神戸に開設
from 日経バイオテクONLINE
(2018-6-7 8:00)
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バイエル薬品は、2018年6月6日、神戸医療産業都市の神戸国際ビジネスセンター(KIBIC)内に、ベンチャー企業を支援する目的でインキュベーションラボ「CoLaborator Kobe (コラボレーター神戸)」を開設し、オープンセレモニーを開催した。大阪大学発ベンチャーでエピジェネティック創薬を目指すEpigeneronと、京都大学発ベンチャーでiPS細胞由来心筋細胞を利用した創薬ツールなどの開発を目指すマイオリッジが、CoLaborator Kobeに入居することが決まった。
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寛和久満夫の深読み科学技術政策222回、財政制度等審議会、コスト削減の重点領域の1つに文教・科学技術を設
from 日経バイオテクONLINE
(2018-6-7 8:00)
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財務省の財政制度等審議会は2018年5月23日、新たな財政健全化計画等に関する建議を麻生太郎財務相に提出した。要約すると、(1)財政健全化のため、2019年度以降も厳しい予算編成を行っていくということ、(2)2019年度からの3年間を集中改革期間として位置づけ、特に重要分野について歳出の抑制を重点的に進めていくということ――だ。この建議では、歳出の抑制対象の重要分野として科学技術分野が挙げられている。建議を見て気付くのが、総合科学技術・イノベーション会議(CSTI)が主導し内閣府が実施している戦略イノベーション創造プログラム(SIP)や、革新的研究開発促進プログラム(ImPACT)が、悪い事例として取り上げられているということだ。
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【日経バイオテクONLINE Vol.2939】、Wmの憂鬱、いきなりよろめく我が国の癌ゲノム医療(2)
from 日経バイオテクONLINE
(2018-6-7 8:00)
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今年から先進医療Bとして始まり、来年度には保険収載される我が国のゲノム医療の実態と問題点を解析した続報をお届けいたします。もたつく我が国のゲノム医療に黒船登場です。先週の木曜日の記事もぜひ、ご参考に願います。
◎関連記事
いきなりよろめく我が国の癌ゲノム医療
https://bio.nikkeibp.co.jp/atclwm/column/18/05/30/00342/?ST=wm
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京大CiRA、ALSの抑制メカニズムにSrc/c-Abl阻害系が有効
from 日経バイオテクONLINE
(2018-6-6 21:00)
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京都大学iPS細胞研究所(CiRA)特定拠点助教の今村恵子氏(増殖分化機構研究部門)は2018年5月24日、札幌で開催された第59回日本神経学会学術大会で講演し、筋萎縮性側索硬化症(ALS)を抑制するメカニズムとして、Src/c-Abl阻害によるオートファジー促進が関連していることを説明した。
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