ドイツBoehringer社、「再生医療やマイクロバイオームにも取り組み」
from 日経バイオテクONLINE
(2018-5-7 8:00)
|
ドイツBoehringer Ingelheim社でイノベーションユニットを担当するMichel Pairet取締役は、2018年4月25日、ドイツ・インゲルハイム・アム・ラインにある本社で開かれたR&D説明会後(関連記事1)、日本の記者の取材に応じ、イノベーション創出に向け、2015年に設立したグローバルの新組織、Research Beyond Borders(RBB)の取り組みなどについて、考えを明らかにした。
|
北大、日東電工、慢性GVHDの線維化をsiRNAで抑制
from 日経バイオテクONLINE
(2018-5-7 8:00)
|
北海道大学大学院医学研究院血液内科学の豊嶋崇徳(てしま・たかのり)教授、橋本大吾准教授、大学院生の山川知宏氏(現、北楡病院血液内科)と同大産学協同推進機構フード&メディカルイノベーション推進本部の新津洋司郎氏、日東電工のグループは、siRNA製剤(VA-lip siRNA HSP47)を用いて造血器幹細胞移植に合併する慢性移植片対宿主病(GVHD)による線維化を改善することに成功した。同グループはこの結果を血液学の専門誌Blood誌(2018年3月9日付)に発表した。
|
バイエル薬品、2017年の売上高は前年より4.9%増えて3000億円を突破
from 日経バイオテクONLINE
(2018-5-7 8:00)
|
バイエル薬品のHeike Prinz代表取締役社長は2018年4月26日に都内で記者会見を行い、国内の医療用医薬品市場がマイナス成長に転じる中でも着実に売上高を伸ばし、2017年の売上高は前年比4.9%増の3059億円と初めて3000億円を突破。企業別の売上高ランキングでも2017年は8位と、前年の10位から上昇したと説明した。革新的医薬品の創出に力を入れており、後発医薬品が無い製品の売上高シェアは83%に達するという。
|
フロンティアの景色──バイオハッカーと呼ばれて(第5回)、日本の大学とDIYバイオ
from 日経バイオテクONLINE
(2018-5-2 8:00)
|
第3回の記事で、MIT Media Labなどの大学や研究機関とDIYバイオコミュニティーの連携や関わりを紹介したが、日本で積極的にDIYバイオに参入している大学、研究室は現状では非常に少ない。ただし、だからといって日本の研究者や大学を批判する気は全く無い。そもそも公的研究費などを使用して研究を行っている大学という研究機関の性質上、オープンソースなどで外部に研究の進捗を積極的に公開しながら研究を行うことが少なく、DIYバイオのコミュニティーと接点を持つ機会もほとんど無かったのではないだろうか。これは企業についても同じことが言えるだろう。
|
米Rallybio社、3700万ドル調達し重症希少疾患治療薬の開発推進
from 日経バイオテクONLINE
(2018-5-2 8:00)
|
重症の希少疾患に対する画期的な治療薬の開発を目的として設立された米Rallybio社は、2018年4月25日、シリーズAで3700万ドルを資金調達したと発表した。
|
米Tocagen社、中国ApolloBio社へ腫瘍溶解ウイルス製剤Toca 511を導出
from 日経バイオテクONLINE
(2018-5-2 8:00)
|
米国Tocagen社は、2018年4月19日、癌の免疫療法として開発中の腫瘍溶解ウイルス製剤Toca 511(vocimagene amiretrorepvec)と5-FUのプロドラッグToca FCについて、中国北京を拠点とするApollo Venus Biomedical Technology(ApolloBio)社とライセンス契約を結び、中国、香港、マカオ、台湾における開発と商業化の独占権を与えると発表した。
|
AACR2018、進行悪性黒色腫で抗PD1抗体耐性の患者にTLA9アゴニストCMP-001とペムブロリズマブの併用が有望
from 日経バイオテクONLINE
(2018-5-2 8:00)
|
進行悪性黒色腫で抗PD1抗体に耐性の患者に対し、Toll様受容体9(TLR9)アゴニスト(CMP-001)の腫瘍内投与とペムブロリズマブの併用療法は、抗PD1抗体への耐性を逆転し、忍容性も良好であることが、現在も進行中のフェーズ1b試験から示された。4月14日から18日まで米国シカゴで開催されたAmerican Association for Cancer Research(AACR2018)で、米国University of IowaのMohammed Milhem氏が発表した。
|
富士レビオ、Janssenとアルツハイマー病治療薬のバイオマーカー開発へ
from 日経バイオテクONLINE
(2018-5-2 8:00)
|
みらかホールディングス傘下の富士レビオは、2018年5月1日、米Janssen Pharmaceuticals社と、アルツハイマー型認知症の患者などを対象に、アミロイドβ42とアミロイドβ40の存在比を測定する試薬の開発と販売に関する契約を締結したと発表した。Janssen社が開発する経口のBACE阻害薬であるAtabecestat(開発番号:JNJ-54861911)の対象患者を特定する目的で利用する。今後両社は、同試薬をコンパニオン診断薬として世界で開発を進める。
|
栄研化学、小型全自動遺伝子検査システムを承認申請へ
from 日経バイオテクONLINE
(2018-5-2 8:00)
|
栄研化学は、2018年5月1日、2018年3月期決算説明会を開催した。同社は説明会で、注力している小型全自動遺伝子検査システム装置「Simprova」と多項目検査チップの臨床試験をおおむね完了したことを報告。同社の和田守史社長は「できる限り早い時期に発売できるように準備する」と説明した。
|
【日経バイオテクONLINE Vol.2915】、認知症の予防は可能か?
from 日経バイオテクONLINE
(2018-5-2 8:00)
|
認知症の患者は2025年までに世界で1億3000万人に達すると推定されています。そういう数字を耳にすると「自分はなりたくない」と思うのが人情というものですが、認知症を予防することはどこまで可能なのでしょうか? 先進国を中心に認知症の予防研究が進められています。2015年にはフィンランドからFINGER研究の成果が報告されています。「認知機能が低下しているもののまだ認知症と診断されていない人々に対して2年間にわたり介入したところ、認知機能の低下を減速できることが分かった」というもので話題になりました。
|