大塚製薬と米Proteus社、精神疾患領域の提携強化のため共同開発契約を拡大
from 日経バイオテクONLINE
(2018-10-16 8:00)
|
大塚製薬とProteus Digital Health社は、2018年10月11日、精神疾患領域のデジタルメディスンの開発と商業化に関する提携契約を今後5年間にわたり拡大していくと発表した。2017年に米国で承認を取得した世界初のデジタルメディスンである「エビリファイマイサイト」(米国製品名ABILIFY MYCITE)の販売促進で協力するとともに、新たなデジタルメディスンの開発を強化することでも一致した。
|
特集連動◎腸内細菌と癌治療、静岡県立大渡辺教授、便中のコリバクチンを検出するプローブを開発
from 日経バイオテクONLINE
(2018-10-16 8:00)
|
ある種の大腸菌が分泌するコリバクチンは、大腸癌の癌化に関わる可能性が指摘されている。2012年には、海外の研究グループが、大腸癌患者の約70%が、腸内にコリバクチンを生合成する能力を持つ大腸菌を保有していることを明らかにした。静岡県立大学薬学部生薬学分野渡辺賢二教授は、コリバクチンの研究を手掛けている。2018年8月23日、コリバクチンが大腸癌の癌化に関わると考えられるメカニズムや、コリバクチンを同定する方法などについて聞いた(関連特集)。
|
BioJapan2018、湘南アイパーク、2023年度までに入居企業200社を目指す
from 日経バイオテクONLINE
(2018-10-15 8:00)
|
武田薬品工業湘南ヘルスイノベーションパーク(湘南アイパーク)の藤本利夫ジェネラルマネジャーは2018年10月11日、BioJapan2018のランチョンセミナーで、その中期戦略に関する講演を実施。現在25社の入居企業を。2018年度末に40社とし、その後毎年30社を誘致して、「最終的には200社の定常状態にしたい」などと語った。
|
BioJapan2018、神戸医療産業都市機構の細胞受託製造、将来的にスピンオフする可能性も
from 日経バイオテクONLINE
(2018-10-15 8:00)
|
神戸医療産業都市機構は、2018年10月11日、BioJapan2018で、「神戸医療産業都市20周年〜さらなる飛躍へ!〜」と題したセミナーを開催。冒頭のあいさつには、神戸医療産業都市推進機構の理事長を務め、2018年のノーベル生理学・医学賞の受賞が決定した本庶佑氏が登壇した。他にも、神戸医療産業都市推進機構の細胞療法研究開発センターの川真田伸センター長らが講演。細胞製造の品質管理では、製造工程中での非破壊の検査が重要な点や、今後のセンターによる細胞の受託製造の方向性などを講演した。
|
BioJapan2018、湘南アイパーク、神奈川県と連携し再生医療研究の活発化に焦点
from 日経バイオテクONLINE
(2018-10-15 8:00)
|
神奈川県は、2018年10月12日、BioJapan2018でランチョンセミナーを開催。神奈川県は、川崎市殿町にライフサイエンスと環境分野のイノベーション拠点を設置し、革新的医療技術の実用化に向けた支援をしている。2018年4月には、武田薬品工業と連携に関する覚書を締結した。同ランチョンでは、国立医薬品食品衛生研究所再生・細胞医療製品部の佐藤陽治部長が、殿町で取り組んでいる、ヒト多能性幹細胞の品質に関する指標の解析ツールの開発について講演。また、武田薬品工業の湘南ヘルスイノベーションパーク(湘南アイパーク)の藤本利夫ジェネラルマネジャーが、再生医療研究の活性化のために湘南アイパークが取り組む方針などについて講演した。
|
Delta-Flyがマザーズに上場、初日の終値は公募価格上回る5090円に
from 日経バイオテクONLINE
(2018-10-15 8:00)
|
「モジュール創薬」と称するコンセプトで癌領域の医薬品開発を進めるDelta-Fly Pharmaが、2018年10月12日、東証マザーズに上場した。初値は、公開価格の4770円を8.1%下回る4385円を付け、終値は、公開価格を6.7%上回る5090円だった(関連記事)。
|
東京都、創薬系ベンチャーの育成支援先21チームを決定
from 日経バイオテクONLINE
(2018-10-15 8:00)
|
東京都は2018年9月27日、2018年度から取り組んでいる創薬系ベンチャーの育成プログラム「Blockbuster TOKYO」について、選抜プログラムの支援先となる21社(チーム)を決定したと発表した。
|
富士フイルム、2022年にiPS細胞由来MSCの承認取得を目指す
from 日経バイオテクONLINE
(2018-10-15 8:00)
|
富士フイルムは、オーストラリアCynata Therapeutics社の急性移植片対宿主病(GVHD)を対象とした他家iPS細胞由来間葉系幹細胞(MSC)、CYP-001について、2022年、承認取得を目指す方針だ。2018年10月12日、富士フイルムの伴寿一執行役員とCynata社のRoss Macdonald CEOが取材に応じ、明らかにした。【訂正】当初の記事に、iPS細胞由来MSCの承認時期について2020年を目指すとの表記がございましたが、2022年の誤りでした。お詫びして訂正いたします。
|
カネカが生分解性ポリマーPHBHのさらなる増産を検討、年2万tへ
from 日経バイオテクONLINE
(2018-10-15 8:00)
|
カネカは生分解性プラスチックの原料となる「カネカ生分解性ポリマーPHBH」の生産能力を年1000tから年5000tに引き上げると2018年8月に発表したばかりだが、さらなる増産に向けた検討に入った。10月12日に日経バイオテクの取材に応じた常務執行役員(新規事業開発部長)の武岡慶樹氏は「年2万tが次の目標だ。いつになるかは決まっていないが、早く決めたい。欧州を中心に生分解性の高いポリマーに対する需要は高まっており、生産能力を年10万tから20万tに引き上げるポテンシャルを持っている」と語った。
|
特集連動◎腸内細菌と癌治療、札医大の能正氏、大腸癌の腫瘍用いてフソバクテリウムの有無を解析
from 日経バイオテクONLINE
(2018-10-15 8:00)
|
大腸癌の腫瘍組織から、腸内細菌のフソバクテリウム属が検出されるケースが多数報告されている。札幌医科大学医学部消化器内科学講座の能正勝彦講師は、日本人の大腸癌の腫瘍や前癌病変中のフソバクテリウム属の有無を解析している。2018年9月10日、大腸癌の癌化とフソバクテリウム属の関係などについて、能正講師に聞いた(関連特集)。
|