米BMS社Biondi氏、「癌免疫では化学療法やTKIとの併用療法開発に注力」
from 日経バイオテクONLINE
(2018-10-19 8:00)
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「癌免疫療法に関しては、より対象を絞り込んで化学療法との併用療法や、分子標的薬であるチロシンキナーゼ阻害薬との併用療法の開発を重点的に進めている」――。抗PD1抗体の「オプジーボ」(ニボルマブ)と抗CTLA4抗体の「ヤーボイ」(イピリムマブ)を中心に癌免疫領域の研究開発に力を入れる米Bristol-Myers Squibb(BMS)社。同社の戦略&事業開発ヘッドを務めるPaul Biondi Senior Vice Presidentと、同社の日本法人であるブリストル・マイヤーズスクイブ日本・韓国・台湾メディカル・開発部門部門長の橋上聖専務執行役員が、2018年9月25日、本誌の取材に応じた。
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広島大と国立がん研、川崎医大、TREEシステムで癌抑制遺伝子を強力活性化
from 日経バイオテクONLINE
(2018-10-19 0:00)
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広島大学大学院理学研究科の佐久間哲史講師と山本卓教授らは、ゲノム編集ツールのCRISPR/Cas9を利用して、標的遺伝子を高度に活性化する新技術を開発した。国立がん研究センター研究所エピゲノム解析分野の牛島俊和分野長、川崎医科大学総合外科学講座の深澤拓也准教授らと連名で、米The CRISPR Journal誌にて2018年10月18日に発表した。佐久間講師らはこの新技術を「遺伝子発現増強のための3要素型の別用途化技術」を意味する「Three-Component Repurposed Technology for Enhanced Expression(TREE)」システムと名付けた。
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日経デジタルヘルスより、コニカミノルタ、開発中の細胞活性評価システムを出展
from 日経バイオテクONLINE
(2018-10-18 8:00)
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コニカミノルタは開発を進めている「細胞活性評価システム」を「BioJapan 2018」(2018年10月10〜12日、パシフィコ横浜)に出展した。細胞塊の酸素消費量を高感度で測定して細胞活性度を評価する。細胞を非破壊で測定できるため、体外人工授精や植毛、創薬など幅広い用途での利用を見込む。
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国立がん研、卵巣癌を早期に検出する血中miRNAの組み合わせを同定
from 日経バイオテクONLINE
(2018-10-18 8:00)
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国立がん研究センター研究所分子細胞治療研究分野の落谷孝広プロジェクトリーダー(注1)と横井暁特任研究員(注2)、松?潤太郎特任研究員は、同センター中央病院婦人腫瘍科の加藤友康科長らと共同で、血中の10種類のmiRNAの組み合わせで卵巣癌を早期に検出できるモデルの構築に成功したと発表した。研究成果は、2018年10月17日、Nature Communications誌に掲載された。(注1:現東京医科大学医学総合研究所分子細胞治療部門教授、注2:現米MD Anderson Cancer Center博士研究員)
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日経デジタルヘルスより、「デジタルヘルスの質を追求」、世界9社が最終ピッチ
from 日経バイオテクONLINE
(2018-10-18 8:00)
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経済産業省が2018年10月9日に開催した国際会議「1st Well Aging Society Summit Asia-Japan」では、「Quality Digital Health」をテーマにしたピッチコンテストが実施された。世界9社のベンチャー企業が最終プレゼンを披露し、各社の事業を説明した。
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日米のバイオ関係者がアクセラレーターとファンドの設立を計画
from 日経バイオテクONLINE
(2018-10-18 8:00)
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日本と米国のバイオ関係者らがファウンダーとなり、バイ分野での事業創出を目指している日本のスタートアップや起業家に対して米国の起業家育成プログラムを提供したり、出資するなどしてベンチャーを育成する仕組みを作る計画が動き出している。計画しているのは東京大学先端科学技術研究センターのロバート・ケネラー教授、米Bell Biosystems社の共同創業者であるCaleb Bell氏、参天製薬でコーポレートベンチャーキャピタルの立ち上げに関わった下川建一郎氏ら7人。まず年内にも、教育プログラムなどを提供するIkigai Accelerator社を米国で設立する。ケネラー教授は2019年3月に東京大学を退官する予定で、2019年度から本格的に参加するという。
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米研究者、アルツハイマー病のリスクにpre-mRNAスプライシング異常が関連
from 日経バイオテクONLINE
(2018-10-18 8:00)
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米Mount Sinai医科大学と米Columbia大学の研究者たちは、死後の高齢者の脳皮質を対象に統合的トランスクリプトーム解析を行い、RNAスプライシング異常を網羅的に分析した。得られた結果は、選択的スプライシングの異常がADの特徴であり、そうした異常の一部にAD易罹患性遺伝子が関与していることを示した。詳細は、Nature Genetics誌オンライン版に2018年10月8日に報告された。
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APRINOIA社、タウPETトレーサーの臨床試験を2019年に日本で開始
from 日経バイオテクONLINE
(2018-10-18 8:00)
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台湾の創薬ベンチャーAPRINOIA Therapeutics社(台北)は、量子科学技術研究機構・放射線医学総合研究所(千葉市)樋口真人研究部次長らが開発したタウ蛋白質のPET検査トレーサー(PM-PBB3/APN-1607)の臨床試験を2019年に日本で開始する。タウ蛋白質の凝集、蓄積は、アルツハイマー病やそのほかのタウオパチーと呼ばれる神経変性病変疾患の原因となる。タウPET検査には米Eli Lilly社やMerck社も参入しているが、APRINOIA社の日本法人(東京都中央区)の宮本政臣副社長は「他社のトレーサーに比べてタウオパチーを広く認識し、優れたコントラストを発揮する」と自信を示す。
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【日経バイオテクONLINE Vol.3027】、Mmの憂鬱、乳癌の予後予測で分かったAIのすごみ
from 日経バイオテクONLINE
(2018-10-18 8:00)
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先週終幕したBioJapan 2018でも、AI×バイオはヘルスケア・未病改善と並び、注目の的でした。今回は、AIとバイオが融合するとどんなすごいことになるか? 最新の研究をお届けします。
◎参考記事
AIもまたいで通る我が国の医療ビッグデータ
https://bio.nikkeibp.co.jp/atclwm/column/17/02/15/00162/?ST=wm
AIは、あなたと本当は一緒に働きたい
https://bio.nikkeibp.co.jp/atclwm/column/17/05/17/00209/?ST=wm
もう始まったバイオ・AI融合時代の落とし穴
https://bio.nikkeibp.co.jp/atclwm/column/17/10/16/00273/?ST=wm
AIとバイオの間の深い溝
https://bio.nikkeibp.co.jp/atclwm/column/18/08/10/00367/?ST=wm
IRUDが教えるAIホスピタルの前にすべきこと
https://bio.nikkeibp.co.jp/atclwm/column/18/09/10/00375/?ST=wm
BioJapan 2018で輝いたバイオの有望新市場
https://bio.nikkeibp.co.jp/atclwm/column/18/10/10/00386/?ST=wm
国民医療費を凌駕する生命保険市場が動きだした
https://bio.nikkeibp.co.jp/atclwm/column/18/10/15/00387/?ST=wm
ここからは申し訳ありませんが有料で全文をお楽しみ願います。Mmの憂鬱Premiumサイト( https://bio.nikke ...
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寛和久満夫の深読み科学技術政策第238回、日本の研究力を向上させるためには(その3)
from 日経バイオテクONLINE
(2018-10-18 8:00)
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各国が国際的なネットワークを構築・強化してきた中、日本だけが取り残されてしまった。そのことが、日本の研究力低下の要因の一つとなっている。では、どうすれば国際的なネットワークを強化することができるのか――。
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